勝亦です。
こんにちは。
あなたは、外注化をして
「思ったよりもうまくいかない」
と感じたことはありませんか?
期待していたのに、
成果物のクオリティが低かったり、
思うように進まなかったり…。
「やっぱり自分でやるのが一番か…」
そう思ってしまうこともあるかもしれません。
でも、それではいつまで経っても
ビジネスは広がりませんよね。
今日は、外注化の品質を維持しながら、
確実に成果を出すための秘訣を
お伝えします。
品質がブレる最大の理由
多くの人は、外注化をするときに
「この業務をやってほしい」
と具体的なタスクを伝えます。
たとえば、デザイン、ライティング、
カスタマーサポート、事務作業など。
しかし、ここで大きな落とし穴があります。
それは、「成果物の質」だけに
焦点を当ててしまうことです。
もちろん、一定の基準を満たすことは
重要です。
しかし、もっと大事なのは
「お客様にどんな体験や感情を持ってもらいたいか?」
を明確にし、それを外注スタッフと
共有することです。
「作業」ではなく「体験」を伝える
あなたのビジネスが提供しているのは、
単なる「商品」や「サービス」ではなく、
お客様が感じる「価値」です。
たとえば、あなたが美容商品を売っているなら、
お客様が求めているのは
「成分」や「効果」だけではありません。
・自信を持てるようになること
・美しくなることで気分が上がること
・日常がちょっと特別なものになること
こういった感情の変化こそが、
本当に大事な「価値」です。
外注スタッフがやることは、
単なるデザインや文章作成ではなく、
「お客様にこの体験を届けること」
なのです。
だからこそ、外注スタッフに対して
「作業指示」ではなく、
「お客様にどんな感情を持ってほしいか?」
を伝えることが必要です。
品質を安定させる3つのポイント
では、どうすれば
外注スタッフが「お客様の体験」を意識しながら
仕事をしてくれるのでしょうか?
ポイントは、次の3つです。
1. 「お客様に届けたい感情」を共有する
外注スタッフに、作業内容だけでなく、
「最終的にお客様がどう感じてほしいのか」
を伝える。
2. 事例やストーリーを活用する
「この商品を使ってこんな変化があった」
「このサービスがどんなふうに役立った」
といった具体的な事例を共有する。
3. フィードバックでは「感情面」にも触れる
単に「もっとこうした方がいい」ではなく、
「この表現は、お客様に安心感を与えられるか?」
「このデザインは、お客様のワクワク感を高めるか?」
といった視点でフィードバックをする。
この3つを意識するだけで、
外注スタッフの意識が変わり、
単なる「作業」ではなく
「お客様の体験を作る仕事」
へと変わります。
外注化で品質を保つために
最も大事なのは、
単なるマニュアル化ではありません。
・「お客様の体験」を意識する
・「お客様の感情」を伝える
・「体験価値の視点」でフィードバックする
この3つを実践することで、
外注スタッフの仕事の質は
驚くほど変わります。
あなたの時間を増やしながら、
理想のビジネスを作るために、
取り組んでみてください。
勝亦