委任や外注化は大事だと頭ではわかっていても、なかなか外注に出せない、手放せないという方がいます。
あなたはどうでしょうか?
外注化の決断ができないのは、決断すべき判断材料が原因となっているのですが、
その1つには「自分の価値観」があります。
言葉を変えると
- こだわり
- 思い込み
というのもそうですね。
手放せない思い込み
- この仕事は自分にしかできない
- この仕事を人に任せるのは結構大変だろう
- 外注できる作業はあまりない
- 経費がかかるから自分でやった方がいい
という思い込みです。
結構働いている割には、売上が思うように上がらなかったり、ただただ忙しくて余裕がない毎日という状態は
「自分自身がボトルネックになっている」という原因が多いのですが、根本のボトルネックは
「自分の価値観」という事があります。
価値観の再選択
一気に仕事を手放し外注化する方がいる一方で、なかなか手放せない方がいます。
後者は
「忙しいからその余裕がなくて」
「お金がかかるのでちょっと今は、、、」
という理由を話されたりしますが
恐らくそれは表面上の理由で本当の理由は「自分の価値観」がひっかかっていると思います。
そういう場合には、僕は「一気にではなく、少しづつスライスして出してみませんか?」
というアドバイスをしますが
これは、細分化して外注を出しやすくするという理由以外に
持っている価値観を洗い出し、向き合い、再選択する
という機会を持っていただきたいという想いが強いです。
手放すことで自分の価値観が見つかる
経営は価値の再選択の連続です。
目の前の仕事・作業にこだわればこだわるほど、現状に固定され、下手すると思考停止状態になってしまいます。
体は忙しく毎日働いているけど、未来のお金ではなく、目の前のお金のために繰り返し働いているだけという状態に気づかないまま、、、ということにもなります。
- 自分のエグゼタイム(最も得意で利益になる仕事をする時間)は何か?
- 1労働が1付加価値ではなく10付加価値を生み出すものは何か?
それは、そうでないものを手放すことで見つけることができます。
その中で自分の価値観と向き合い、
どの価値観を捨て
どの価値観を選択するか
という「再選択」を繰り返すことで見つけることができます。
手放す作業の大事な意味は、自分の価値観の再選択
80対20の法則的に言うと、無駄な80に対する必要のないこだわりを捨てて、どの20に自分のリソースを集中するのか?
それを知るためのプロセス(=捨てる作業)の価値は計り知れないと思います。
手放せないこだわりが強い方は、手放す勇気を少し出して小さな成功を体験してみていただきたいと思っています。
いつでもお手伝いします。