あなたは、
「いざ、事業を拡大しようとしたら、実は自分がボトルネックになっていることに気づいた」
ということはないでしょうか?
実は、その気づきを無視して、それでも拡大を続けようとすると時間が経った時に、それは縮小へのきっかけになっていることがあります。
それを僕は、仕組み化できない経営者の症状の1つ
「レバレッジが縮小へのトリガー」
と表現しています。
戦略タイムに集中して売上を上げられる理由
自分の戦略タイムに集中できて、かつ、売上が上がり、会社が成長し続けている経営者は、なぜそれが実現できるのか?
それは、戦略タイム以外の仕事を手放せられているという表面的なことだけではなく、
戦略タイム以外の仕事を手放すことができる仕組みができている
という大事な部分をしっかりと作り上げているからです。
仕組み化できない経営者と仕組み化できている経営者の比較表を作ってみました。
それぞれの項目はおおよそ理解していただけると思いますが一番下のレバレッジの結果に大きな違いがあります。
レバレッジが縮小へのトリガーとは?
レバレッジとはテコの原理です。
小さな力で大きな物を動かす、拡大することですね。
つまり、レバレッジとは会社の成長にテコをかけること。
社員を採用する
広告を出す
工場を作る
設備投資をする
メディアに出る
協会を作る
などなどレバレッジはたくさんあります。
また、トリガーとは、銃の引き金です。
つまり、「きっかけ」のことです。
仕組み化できない社長が経営する会社においては、上記のような会社の成長を意図したレバレッジが逆に、縮小へのきっかけになってしまう。
ということを意味しています。
例えば、たまたまテレビで取り上げられた味も接客も大して良くない飲食店が客が沢山押しかけることで、一時的な売上が伸びても半年後には潰れている。
みたいなよくある話がそういう事です。
お客を増やしても、自分に依存せずに会社の強みを維持したまま、柔軟に拡張できる仕組みができない状態でレバレッジをかけることは、逆に会社の寿命を縮めることになりかねません。
一気にレバレッジをかけようとする前に自社WAYを作り、仕組み化をして拡大に耐えられる土台を作っておきましょう。