2025/05/13

情報に振り回される人の共通点

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勝亦です。
こんにちは。

あなたは最近、
「情報が多すぎて、何を信じればいいか分からない…」
そんなふうに感じたことはありませんか?

「正しそうな話」や「効果が出そうな手法」が溢れていて、
そのたびに右往左往してしまう。

実はこれは、情報が多いことが問題ではなく――
「自分の判断基準」があいまいであることが
一番の原因なのです。

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情報に振り回される人、活かせる人の違い

たとえば、こんな経験はありませんか?

・他の人が成功した方法を真似したけどうまくいかない
・一見良さそうな提案に飛びついたけど、後悔した
・教材を買ったけど、結局何も実行できていない

こうした状態は、
判断の「軸」が存在しないために起きてしまうのです。

しかしこの「軸」は、ただの感覚や勘ではなく、
ある明確な構造で成り立っているのです。

それが、

「価値観 × 目的 × 目標」

この3つが、あなたの判断軸になるのです。

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軸とは、「スタート」と「ゴール」を結んだ線

まず、価値観は「スタート地点」です。

あなたが大切にしているもの、
譲れない想い、避けたいこと――

すべてはここから始まります。

そして、目的と目標が「ゴール」になります。

・どこに向かいたいのか?
・何を手に入れたいのか?
・どう在りたいのか?

このスタート(価値観)から、
ゴール(目的・目標)まで
まっすぐ一本に線を引いたもの。

それが、あなたの判断軸なのです。

この軸がある人は、
どんな情報に出会っても、こう判断できます。

「これは自分に合っている」
「これは今は必要ない」
「これはあとで活かせる」

つまり、情報を“選び取れる人”になれるのです。

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目的・目標・手段のちがい

ここで、よく混同されやすい
「目的」「目標」「手段」のちがいを
ハッキリさせておきましょう。

●目的=存在意義・なぜそれをするのか?
●目標=どこまで行きたいのか?(数値・期限あり)
●手段=どうやって実現するのか?(具体的行動)

たとえば、
「健康的に暮らしたい」が目的なら、
「体重を3ヶ月で5kg落とす」が目標であり、
「毎朝ウォーキングを30分、週5日続ける」が手段になります。

手段は、最初に決めるものではありません。

目的と目標が明確になってはじめて、
「そのために今やるべきこと」が見えてくるのです。

つまり、正しい手段を選ぶ判断基準として
価値観・目的・目標の“軸”が不可欠なのです。

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軸があれば、迷わず行動できる

判断に迷いやすい人の多くは、
いきなり「手段」から考えてしまうのです。

たとえば――

・外注した方がいいのか?
・SNSをやるべきか?
・自動化ツールを入れるか?

こうした問いも、軸がなければ
「やったほうが良さそう」程度の感覚で
選んでしまうでしょう。

しかし、目的と目標が明確であれば、
「それは本当に必要な手段なのか?」を
冷静に判断できるようになります。

情報に使われる側ではなく、
情報を使いこなす側に回ること。

そのためには、
自分自身の「価値観」「目的」「目標」を
言語化しておくことが必要なのです。

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まずは、自分の軸からはじめよう

この3点が揃えば、
あらゆる判断の精度が一気に上がります。

今後、外注化を考える際にも、
「何を」「誰に」「どこまで」任せるべきか、
迷いなく選ぶことができるのです。

焦らず、惑わされず、
あなたらしい経営判断を行うために。

まずは「価値観」「目的」「目標」、
この3点を見直して、
“軸”を描くことから始めてみてください。

外注化に取り組まれる方は、
ぜひ意識してみてください。

軸づくりのサポートもさせていただいていますので
以下からご相談ください。
https://exesupport.com/clp/switch-sch/

勝亦

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