いつまで経っても成果が出ない・儲からない人の共通点は、
あれもやろう、これもやろう
あれもやりたい、これもやりたいと
フラフラして、一向に行動が定まらない、ということです。
あなたは、お心当たりないでしょうか?
僕はありますよ(笑)
色んな事に興味があって、あれもやりたい・これもやりたいと、首突っ込んで、広く浅くなんでもこなす感じのタイプでした。
これって器用貧乏って言うのでしょうか?
「貧乏」って付くだけに、本当に儲かってませんでした(^^;
目標もそうですね。
色んな目標があって、どれもこれも達成したいんだけど・・・って。
教科書的な話をされても?
たまに受ける質問でも
「複数の目標がある場合はどうすればいいですか?」
というものがありますが、
もし目標達成の常連で、目標達成力を持っているのならば、一度同時にやってみてはどうですか?
という回答をしますけど、今まで目標達成がなかなか出来なかったとしたら・・・
その発想に原因があるからでは?
と思います。
とにかく1つを完成させる。
達成する。
それに集中する。
長期目標でなくていいのです。
3ヶ月後でも、2ヶ月後でも、直近1ヶ月後でもいいので、1つだけ目標を立てて、まずは達成して達成慣れすることが大事ですね。
・・・と、教科書的な話をされても
そもそも器用貧乏の人は1つに集中できないから、器用貧乏なんですね。
物事を達成できないから色々と手を出して(器用)貧乏になるのです。
行動を絞るための質問とは?
考え方を知っても、それができないから、困っているのだと思います。
ですので、実際のやり方をお伝えしますね。
この質問を繰り返しトライしていくと、行動の絞り込みができると思います。
3ステップに分けて説明しますね。
1)自分が今やっている仕事やタスクなどをすべて書き出す
これは付箋を使うといいのですが、付箋1枚に仕事・タスク1つを書き出します。
目標に必要なタスクも書くし、目標関係なく普段やっているルーティング業務も含めて、あなたがやっている仕事・作業・業務・タスクを、すべて書き出します。
スケジュール帳やカレンダー、手帳など、見ながら書き出してみてください。
もうこれ以上書き出すことはない!
というところまで行ったら次の段階です。
2)目標を1つだけ選び、除外の質問をする
複数目標があっても、まず目標を1つだけ選んでみてください。
これは短期の軽い目標がいいと思います。
質の高い目標を選ぶのは、時間とスキルが、必要ですので、最初は目標の質は考えず、軽い目標でいいでしょう。
もしくは、本当に達成したい目標が、明確にあれば、それでいいと思います。
そして、書き出したタスク(付箋)を、目の前に置いて、次の質問をしてみましょう。
Q.この目標を達成するために、
「必要ではないタスクは何か?」
必要なタスクではなく
「必要ではない」タスクです。
その必要ではないタスクを取り除きます
残ったタスクが目標に必要なものになります。
3)時間軸に並べる
そして、残った目標タスク(付箋)を今度は以下の質問で順番に時間軸にしていきます。
その目標が3ヶ月後くらいだと仮定すると、こういう順番の質問になります。
Q.1ヶ月以上先でもいいタスクは?
そして、1ヶ月以上を除外します。
これは「1ヶ月以上のタスク」だと、わかるようにしておいてください。
次に
Q.2週間以上先でもいいタスクは?
そして、2週間以上を除外します。
これは「2週間以上のタスク」だと、わかるようにしておいてください。
(以下、すべて同様です)
次に
Q.1週間以上先でもいいタスクは?
Q.48時間以上先でもいいタスクは?
Q.明日でもいいタスクは?
こうやってすべて除外していきます。
残ったものが、今日やるべきことです。
慣れて来たら2)と3)を一緒に
上記の方法が慣れてきたら
2)目標を1つだけ選び、除外の質問をする
3)時間軸に並べる
を1つの質問に統合しても大丈夫です。
つまり、
Q.◯◯という目標を達成するために
1ヶ月以上先でも良いタスクは?
という感じですね。
目標タスクを優先して実行する
この結果、まず目標に対するタスクの優先順位付けが完了します。
その日は、この目標タスクを優先して、実施します。
そして、目標以外のタスクで必要なものをやる。
こういう順番でやれば、目標1つに絞った行動が優先的にできるようになります。
次の日になったら、
Q.今日やらなくても良いタスクは何か?
で除外していけば、今日やるべきことが、残りますので、それを実施する形で、継続していけば大丈夫です。
そうやって目標1つに集中していけば、今まで以上に早く目標達成が、実感できると思います。
こうやって目標達成慣れして
「目標達成できる自分」
というアイデンティティが確立されれば、もっと大きな目標も達成できるように、なっていくと思います。
ぜひ、お試しください。