マーケティングが大事
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そうすれば売上につながるよ。と当たり前のようにみんながいいますよね。
もちろん、売上は上がるでしょう。
そのための方法ですから。
それだけをやるだけでも、目の前の小金は稼げるかもしれない。
でも、ビジネスとして長く成功できるかというと話は違ってきます。
もちろん集客はとっても大事です。
大事だからこそ、集客専門のコンサルタントやライターの商売が繁盛していますし、集客だけできれば波乗り経営的にビジネスはできます。
でも、やり続けることも大変なのでそこだけにエネルギーを注ぎ続けると、もっと大事なものを見失って、ずっと「エネルギーを注ぎ続けなければ」ビジネスが成り立たなくなります。
偉大な企業
世の中には、長く続く偉大な企業が多くありますよね。
・スターバックス(1971年)
・マクドナルド1955年)
・ユニクロ(1949年)
・ニトリ(1967年)
・ザッポス(1999年)
カッコ内は創業年です。
偉大な企業と言っても、よくよく考えてみると、これら会社の特徴は「昔からある普通の商品を売っている」ということです。
・スターバックスは「コーヒー」
・マクドナルドは「ハンバーガー」
・ユニクロは「服」
・ニトリは「家具」
・ザッポスは「靴」
ところが、違うのは
他とは違う革新的な売り方をしている
ということなのです。
そして、それらは1店舗目から革新的でした。
起業した瞬間から「革新的」だったという意味ではありません。
レバレッジをかける前の段階・店を増やす前の段階の1店舗目(もしくは、一番小さなユニット)で「革新的」になったということです。
レバレッジを掛ける前の最小のプロトタイプの状態で、革新性を作ったということです。
「革新性」とは何か?どこから生まれるのか?
革新性というのは、特殊なビジネスモデルではなく、その商品・サービスをどうしても提供せずにはいられないという「あなたの想い」から生まれます。
そのあなたの想いを実現すための一貫性のあるビジネスが、革新性のある他とは違う売り方になります。
売り方とは、提案の仕方とか、フロントエンド・バックエンドというような何かを切り取ったものではなく、どこを切っても金太郎飴のように一貫性のある「僕たち自身の想いの反映」です。
革新性とは、言ってみれば「僕らしさ」「あなたらしさ」という「自分らしさ」でしょう。
あなただからこその理由・らしさのストーリーです。
見たくない現実を見続けよう
「集客さえ頑張れば、儲かって、自分の人生も良くなる。」
と思っているとしたら、残念ですが、違います。
ビジネスが変われば人生がよくなるのではありません。
あなた自身が考えを変えない限り、ビジネスは決して変わることがないんです。
なぜそのビジネスをしているのですか?という問いに対して「儲かるから」とか「生活のためです」という回答しか思い浮かばないならば、短期間に小金を稼ぐビジネスになるでしょうし、とにかく集客に走ったほうが楽かもしれません。
でも、あなたがビジネスをする理由が見つからないならば、短期間で小金を稼ぐ方法をやりながらでもいいので、何を自分は実現したいのか?そしてそれは何故か?を徹底的に深堀りして、他とは違う革新性のあるビジネスを探すことを諦めないでください。
集客頑張れば売上があがるのでとても大事です。という前提でそれと同時に、もっと根本的な「見たくない現実」を見続ける、掘り続ける。
「自分には大した理由がないのではないか?」という見たくない現実を見続ける勇気。
無くはないです。必ずあるのです。
それを見続けて探し続けた先に、あなたの偉大なビジネスが待っています。
ずっと深堀りし続けることが、あなただけのビジネスを他と違う形で形作り、人から求められるビジネスにつながります。
外の流行やテクニックという「わかりやすく、楽」な情報は必要ですが、それ以上に、「わかりづらく、探すのが難しい」あなたの内面を見るという見たくない現実を見続けてください。
ひとりビジネスで偉大な企業を目指す
僕たち、ひとりビジネス・スモールビジネスは「偉大な企業」とはかけ離れているから関係ない、と思いますか?
ところが、ひとりビジネスほど「偉大な企業」を目指すほうがビジネスが容易になるのです。
それは「偉大な企業」へ向かう第一歩が、革新性(=差異)を生むことだからです。
あなたのWhyから生まれた、あなたの革新性のあるビジネスは、小さいほど際立ちます。
なぜならば、他にはないから。
つまり会社の大小は関係ないのです。
規模を求める必要はないと考えるひとり社長にとっても、偉大なビジネスを目指す方が、後々ビジネスは楽になっていきます。
もし、規模を求めようと思うならば、その後に、再現性のある仕組みを作り、マーケティングに力を入れことで、広く偉大なビジネスとして認知されていくと思います。
あなたらしさという革新性は、外を探しても見つかりません。
答えはあなた自身にあります。
では、質問です。
「あなたはなぜ今のビジネスをしているのですか?」