外注化のサポートをしているとたまに
「それ、あなたがやらなくても大丈夫ですよね?」
という仕事を、なかなか手放さずにやり続ける方がいます。
そういう業務は無理やりひっぺがすことはしないのですが、なぜ手放せないか?という理由はお金や時間以外の場合があります。
それは突き詰めていくと
守備本能が生み出すエゴと不安
の場合があるのです。
手放せない不安は狭い世界を作る
本来注力すべき仕事は、そこではないはずなのに
- これは自分がやった方が早い
- 自分がやった方が品質が良い
という思い込みは、わかりやすい勘違いですが、意外に気づけ無いのは
- 自分が傷つきたくない
- 自分の居場所、存在価値を失いたくない
- 人から批判されたくない
という不安によって手放せない状況です。
このような守備本能が生み出すエゴや不安が強い間は、他人の力を借りることができないので、自分の「今の力量」の範囲だけで生きることになります。
つまり、「井の中の蛙、大海を知らず」というまま生きることになるのです。
薄皮をはぐように少しづつ他人の力を借りる
外注化サポートをしていると、ドカッと一気に外注活用する人もいれば、上記のように、なかなか手放せない人がいます。
手放せない人は、考え方ややり方がわからないだけでなく、このような守備本能のブロックが大いに関わっているからです。
でも、手放せないことが悪いことではありません。
そのことに良い悪いがあるわけではありません。
手放し方の違いがあるだけなのです。
なかなか手放せない人でも、少しづつ薄皮をはぐように手放す方法がありますので、その通りやればいいのです。
一気に変わる必要はありません。
少しづつでいいのです。
他人の力を借りる力量を持つ
しかし、少しづつ薄皮をはぐように手放していく先に、結果として、その方自身がいつのまにか
他人の力を借りることができる力量を持つことができています。
力量を持とうと思っても持つことはできません。
少しづつ正しい手順で変化していくことで
いつの間にか力量を「持ってしまっている」
という状態になります。
僕たちが提供している外注化サポートのあとよろ( https://atoyoro.jp/ )は、言ってみれば、少しづつエゴをひっぺがし、不安をひっぺがし、他人の力を借りることができる力量を高めてもらい、今いる自分の外の環境(大海)に泳ぎだすためのサポートだと思っています。