2019/08/30

あなたも間違っている?優先順位付けの質問とは

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行動意思決定の質問とは?
  • 働いても働いても時間が足りない!
  • いつもその日に予定していたことが終わらない
  • 次の日、その次の日に予定が繰り越されてしまう

そんな状況を経験したことはないでしょうか?

もしくは、毎日そんな状況でしょうか?

決めたタスクがいつも終わらない・・・

そんな状況の方に時間管理のコンサルをしてみると、ある共通点が見つかります。

それは、タスクの優先順位をつける時に、どういう質問を自分に投げかけているのか?

ということです。

タスクが溢れて終わらない人の共通する質問はこうです。

「今日、やるべきタスクで、優先順位が高いものは何か?」

という質問です。

もしこの質問に対して

「え?それって普通だよね?当たり前だよね?」

と思われた場合は、もしかしたらあなたも、タスクが溢れて終わらず翌日に繰り越し続けている状況かもしれせんね。

間違った質問の結果

この質問の何がいけないのでしょうか?

それは

優先順位が高いもの、、、という質問で優先順位付けをすると

これが優先順位が高い
次にこれが高い
その次にこれ
その次にはこれ
あと、これも、これも、これも・・・

と、そもそものタスク選択の時点で選びすぎて溢れてしまうのです。

しかも、ふと思いついたアイデア、いまやる必要がない余分なことまでやろうとします。
つまり、やる前から明らかに溢れるんですね。

そんな状況でタスクを処理したらどうなるでしょうか?

今日も終わらなかった
次の日も終わらなかった
・・・
いつも終わらない

自分はいつもタスクを終わらすことができないダメな人

ということを無意識のうちに繰り返し繰り返し植え付けていて、毎日タスクが終わらず時間が足りない人生が実現されていきます。

できる自分になる正しい質問とは?

できる自分になる正しい質問とは?

では、どんな質問が、タスクが終わりスッキリした一日を過ごせ「できる自分」というセルフイメージになれるのでしょうか?

それは

「●●という目標を達成するために、今日やらなくてよいタスクはなんだろう?」

という質問なのです。

書き間違いではありません。

「やらなくてもよい」タスクはなんだろう?

という質問です。

この2つの質問の違いとは?

最初の

「今日、やるべきタスクで、優先順位が高いものは何か?」

と、後者の

「●●という目標を達成するために、今日やらなくてよいタスクはなんだろう?」

の違いは一体何でしょうか?

大きく2つあります。

1つ目の違いは、優先順位付けの基準です。

最初の質問は、

「今日、やるべきタスク」

ということなので、選択基準の根拠がありません。

ですので、今日の優先順位と明日の優先順位は、「今日の緊急性」によって日々変わってしまいます。

後者の質問は

「●●という目標を達成するために」

という基準があるので、今日の優先順位と明日の優先順位は常に「●●という目標を達成するため」で考えることができます。
ですので、「今日の緊急性」を考慮することはあっても、大きく左右されません。

2つ目の違いは、選択するか?除外するか?の違いです。

最初の質問で「今日やるべきタスク」を選ぼうとすると
今日やりたいタスク、今日できると思うタスクを選んでいくので
いくらでも選んでしまいます。

また自分の処理能力を過小評価するので、明らかに多くなってしまいます。

後者の質問は、やらなくてもいいことを除外します。

ですので、除外にフォーカスするので、除外が多くなります。

結果的に、今日本当にやるべきことが残ります。

その結果、時間があまり、さらに除外したものをやれる余裕ができます。

やらないことを除外する

やらないことを除外する

この
「●●という目標を達成するために、今日やらなくてよいタスクはなんだろう?」
という質問は、今日の仕事が終わるというだけでなく、できる自分というセルフイメージも上げるので、どんどん処理能力が高まり、結果的に

目標達成できちゃうできる自分

が作られていきます。

ぜひあなたも今日から優先順位付けではなく、除外の質問でタスク管理・時間管理をしてみてください。

すごい効果を実感できると思いますよ。

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