「外注化」を英語で言うと「アウトソーシング」と言いますが、でも多くの「外注化」している人の実態は「アウトタスキング」になっていると思われます。
アウトタスキングは、タスク処理を任せること。
つまり、ただのオペレーターですね。
オペレーションを外注化しているので、確認、マネジメントの大半は自分に降りかかり、そこがストレスの原因になっていたりします。
外注化したのに、管理工数や心配事が増えて、何のために外注化したのか意味がわからない!
これならば自分がやった方が早いよ!
そういう状況で悩みを抱えている人の外注化のほとんどは、実は「アウトタスキング」です。
アウトソーシングは、自分の業務をひっぺがして、極力管理やマネジメントがいらない形にするのが理想だと思います。
そのためには?
自ら管理ができて、率先して行動・確認し、気づいたことは提案してくれるような優秀な方を採用すればいい、、、ということができれば本当に最高ですし、「優秀な人を探す」のは大前提なのですが、そんな出会はなかなかないと思います。
運良く出会いがあったとしても、その関係がずっと続くとは限りません。
ですので、こちらの記事(人こそ最大の資産?ただし◯◯に限る)でも書きましたが、そこそこの人でもあなたの管理やマネジメントに頼らなくても良い仕組みを作ることで解決するアプローチを取る必要があると思います。
アウトタスキングからアウトソーシングへ
ただし、外注化し慣れていない状況だと経験値も低いので、いきなり「アウトソーシングの仕組みを、、、」と言っても何をどうすれば良いのかわからないと思います。
その場合は、順番的に
- まずは単純作業を「アウトタスキング」する
- アウトタスキングの状態でどんなマネジメント、確認が必要か?を経験する
- そのマネジメント、確認を整理し仕組み化する
- アウトソーシングにチャレンジする
という順番で、少しづつトライしてみるといいでしょう。
これはただ単に「自分の仕事を誰かに任せる」というレベルではなく、「業務改善であり、働き方改革」につながっていく話です。
誰かに仕事を任せながら、よりよいやり方、より効率化していき、自分に依存しない仕組みを作っていく。
それがレバレッジが効く、投資的外注化になります。
ぜひ、段階的なアプローチでチャレンジしてみてください。