僕は30年来の Mac ユーザなので、相当Macに詳しいように思われますが実はあまり詳しくありません(笑)
でも、ジョブズが出すプロダクトとプレゼンが大好きでした。
かなり昔の話ですが、旧Apple CEO のジョン・スカリーがスティーブ・ジョブズについて語っている記事を見たことがあります。
そこにはこう書かれていました。
「彼のメソッドが他と違うのは、彼にとって一番重要なのは、何をするかを決めるのではなく、何をしないかを決める、という点だ。彼はミニマリストなんだ。」
この
「何をするかを決めるのではなく、何をしないかを決める」
という言葉はよく聞きませんでしょうか?
ジョブズ以外の経営者や著名人もよく言っていました。
コンピュータのDELL CEO マイケル・デル氏
「何をやるのかを決めるのは簡単。
何をやらないのかを決めるのが大事。
何をやらないのかを決めることは難しい。
勝間 和代さん
「やることより、やらないことを決めよ」
株式会社 武蔵野 社長 小山昇さん
「やらないことから決めなさい! 」
経営コンサルタント 一倉定さん
「社長の決定で一番難しいのは捨て去るという決定だ」
どうも行動の成功要因は
「やることを選択する、のではなく、やらないことを除外する」
ことにありそうです。
やらないことをやらないための根拠は?
でも、やることを選択してやってきた今までがあるので、急にやらないことを決めると言われても、そう簡単にはできない。
しかも、そもそも何を根拠にやらないことを除外すればいいの???という疑問もわきませんでしょうか?
その根拠の答えは?
ない?
答えられない?
ないというか「ある」んですが、それは自分の中にしかないので一般的に「これ」とは言えないと思います。
根拠を手に入れる3つのステップ
でも、その「これ」という根拠がわかり、やらないことを決めることが自然にできる方法があれば、ジョブズやマイケル・デルなどの著名な方がとっている思考パターンができそうな気がしないでしょうか?
そして、やらないことが手放せた先に「エグゼタイム(=経営者の最も得意で利益を生む仕事をする時間)」に集中できる状態があります。
その方法はエグゼタイム仕組み経営サクセス・フォーミュラにも入っているのですが、簡略化して言うと以下の3ステップ
・自分の価値観を知る
・価値観をビジネスで表現する
・ビジョンを描く
ほんと、簡単に言ってしまっているのですが、要素として、今まであなたがやってきたたくさんの仕事経験やあなたの能力がある状態で、あなたの価値観からつながるビジョンが明確になった時に「やらないこと」を手放す明確な根拠が手に入ります。
自分という軸から導き出されたゴールからの逆算が根拠になるのですね。