2019/04/28

仕組みに人を割り当てる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
仕組みに人を割り当てる

従業員が多い中小、中堅、大企業は特にそうですが、結構属人的な仕事が多いのではないでしょうか。

やり方はその人の頭の中にあり他の人は誰もわからない。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そういうことを自分を守るための手段の1つとして情報を他の人に渡さない、くっだらないことに労力を使っている人もたまにいますが
(でも、実際その人が辞めても何も困らなかったりしますけど・・・)

まあ、それは置いておいて、それでも、人が変わればやり方が変わるのでパフォーマンスやアウトプットは変わります。

会社としてそういう品質の変動を防ぐためには、やり方を仕組み化して、その仕組み化に人を割り当てる。

仕組み化で仕事を管理する方法が良いとされています。
大事なことに時間を使う

では、スモールビジネス経営者ではどうでしょうか?

小さな会社だから、別に仕組み化も何もない?

違いますよね。

スモールビジネス経営者だからこそ、人に極力依存することのない仕組みを作って、自分がやらなくても=誰がやっても比較的スムーズに仕事が運ぶようにしておく必要があると思います。

そして自分はもっと大事な仕事に力を使う。

自分でしかできない仕事の体制を作り上げるのは、「それを意図して、それで良いと考えている社長」ならばいいですが、そうでないならば、属人的な環境はやめるべきです。

優秀な人材を探し、採用し、教育して役割を与えるのではなく、
優秀な仕組みを作って、優秀もしくは普通の人材を割り当てる。

極力、人の事情に影響される体制を避けて安定的なビジネスを作っていきましょう。

 

組織図

組織図を作ってみる

まだ全てが自分一人で回る小さいビジネスの状態から、仕組み化を意識して作り上げていくと後で効いてきます。

考え方としては、まずは自分がやっていることを機能・役割・組織図的に書き出してみることです。

社長、経理、総務、営業、製造、カスタマーサポート・・・

そして、それぞれの役割を書いてみます。

役職・役割をすべて書いてみたら、そこに名前を書いてみると、ほぼほぼ自分の名前が入るでしょうか?

今は自分かもしれませんが、その状態からどう仕組み化すれば自分がやらなくてもいいか?を考えてみてください。

その上で、実際に自分が一度やったことが、後々今と同じ労力を使わなくてもいいように自動化・仕組み化をしていきます。

そういうステップを考えながら取り組んでみてください。

関連記事