僕の親の年代では、多くの人がそうだと思いますがモノは捨てないですよねー。
もうすぐ85歳になる昭和初期生まれのうちの母も「断捨離」という言葉とは無縁w
ここ10年で1回も使ってないんじゃない?
という食器が食器棚2つ分くらいに溢れんばかりに入っていたり
自分用のタンスが4棹も5棹もあるしお菓子の箱とかは、積んで取ってあるし部屋中ものが溢れています。
#本人は整理整頓されていると
#思っているようです。
そういうのを見て、「捨てれば?」と言ったりしたこともありますが、常套句の
「いつか使うだろうから」
で、捨てることはあり得ないですね。
そういう親に育てられた僕はそれに反発してなるべく捨てよう、捨てようとしましたが
気づけばいろんなモノが溜まってしまってました。
捨てる!絞る!の大切さは恐らく誰もがわかっていると思いますが、それができない。
これが難しい。
本当に難しいと思います。
今日は、そんな状況を克服した僕の方法をお話します。
「手放せない」を克服する方法
「モノ」だけでもそうなのに、自分のやるべきこと、仕事とかはたまた価値観、こだわりなんてのはそうそうは手放せられないですよね。
でも、残念ながらそれらを手放そうとしない限り自分にとって何が本当に大切なのか?というのはわかりづらいですし、
どれが「自分にとって」効果的なのかもわかりません。
でも、捨てるのは無理・・・
だとしたら、どうするか?
最初は
「横に置き、意識から外す」
というところから練習するといいでしょう。
伝家の宝刀「仮決め」
僕は10年以上前から口癖のようにお伝えしているのが
「仮決め」
という方法です。
何でも仮に決める。
- 自分の夢や目標
- 自分の価値観
- 自分の行動計画
それ以外にも
- 戦略
- 商品/サービス
- マーケティングメッセージ
なども多岐にわたって
何でもかんでも、仮に決める
これの威力は最強です。
決めて決まって、また決める
とにかく仮に決めて行動します。
行動することで、腑に落ちたり違和感が出たりして何かしら結果が出る=決まります
その結果からまた決める=仮決めする。
これを気にせずに高速で回すそうするといつか「本決まり」します。
もちろん本決まりしなくても気にしません。
ずーっと仮で決め続けます。
モノでも仕事でもこだわりでも本当に捨てるのではなく仮に捨ててみる
=「横に置き、意識から外す」
根拠無く手放すことはできませんのでこういう「仮」を繰り返すことで自分の中に捨てられる根拠、納得性ができてきます。
そうしたら、そこでようやく捨てられるようになる手放せるようになる絞ることができるようになります。
他の意思決定もすべて「仮決め」する
例えば、、、ビジネスが複雑化してきたのでどれかに絞ろうと思っても今までやってきたことを簡単には捨てられないと思います。
その場合は、ビジネスを捨てる前に仮にマーケティングメッセージだけを絞ってみる。
市場に出すメッセージだけ他を捨てて1つに絞ってみる。
そうすると絞ったことによる結果が出ます。
そこに違和感があるならば第2候補のメッセージで絞って市場に出してみる。
そしてまた違和感が出ます。
この繰り返して実際は捨ててないんだけど仮に捨てたシチュエーションでPDCAを回すのです。
僕の母のように最初から「捨てる」という発想が皆無の場合は仕方ないですがw
捨てよう、絞ろうと思ってもなかなかできない方には仮決めがオススメですよ。