今日は、商売がうまくいかない一番の大きな大きな問題についてです。
あなたが感じる商売上の問題ってなんですか?
「売上を上げる仕組みがない」のが問題
「利益が残らない」のが問題
「忙しくて時間が足りない」のが問題
「スタッフマネジメントができない」のが問題
「戦略がない」のが問題
・・・
多くの人がどこかで聞いたような切り口の問題を、自分の抱えている問題だと短絡的に考えています。
でも、実は一番の問題は
問題がわかっているつもりになっている
それこそが、大きな大きな問題なんです。
言い換えると、こういうことです。
「商売を判断する目が曇っている」
これはもちろん僕も含めて自分自身を判断する目は、いつも曇っているのです。
曇っていること自体の良し悪しではなく、自分の経験・データベースを元にして持っている色眼鏡で見るので、必ずその上位のフェーズで考えると「曇っている」のです。
受け取る準備をしておく
さて、このことが本当に問題だというパラダイムを採用したとしたら、どう対処しますか?
それは、曇りを取る。つまり視点を変え、広げる必要がありますよね?
そのために、第三者の信頼おける方からのコンサル・コーチ・アドバイスなどが大事になると思います。
下手に部分的なビジネスをかじっただけの人がコンサルビジネスをしている場合があるので、誰に意見をもらうのか?というのは重要なのですが、自分の気づいていない視点でボールを投げかけてもらうことに慣れておく必要があります。
でも、ここでは、じゃあ誰にアドバイスをもらうのか?ということの議論は進めません。
それ以前にもっと大事なお話をします。
それは「自分自身が受け取る準備」をしておくということです。
受け取る準備ができていない人は、どんな崇高で貴重なヒントやアドバイスをも聞き流してしまいます。
受け取る準備ができていなくて、かつ、それなりに影響力がある人は、最悪、周りを自分のレベルに引き下げ、固定しようとしてしまいます。
自分の選択の幅を広げ成長するために
ですから、大事なことは常に他者の意見をいったん受け取る準備をしておくこと。
受け取ったあとに取捨選択するのは、自分の自由ですが、受け取らないようにシャットアウトしてしまうのは、自分の選択の自由をも放棄してしまうことになります。
最初から答えだけをもらって、その通りに行動することは、自分の成長のためにはなりませんが、最初からヒントや答えをシャットアウトすることもまた、自分の成長のためにはならないと思います。
特にステージが高い・ある程度成功している(と自分で思ってしまっている)人ほど、自分にとってのどんな意見をも受け取れるように準備をしておくと良いと思いますよ。
あなたは受け取る準備は整っていますか?