もしあなたが毎日
- 忙しくて仕方がない!
- やることが多すぎる!
- いつも同じことばかりしている気がする!
そんな状態で、そこから抜け出したいと思っているならば、まずはなぜそういう状況なのか?
その原因をはっきりさせましょう。
今日は「あなたがやることが多すぎる!」
という3つの理由をお話します。
まずは1つ目の理由から
理由1「優先順位の主導権を手放している」
あの人とあなたの大事なことは違います。
我が家の4人の子は、それぞれ別々の理由で毎日のように母親に怒られています。
剣道行くから胴着を来なさいと言われても、一番下の娘と遊んでる。
宿題やりなさいと言われても、ゲームに夢中。
「○○しなさいと言われても、~~~」がたくさん・・・
完全に親と子供の優先順位は違います。
でも結果的には子供は親の優先順位に従わざるを得ません。
それは優先順位の強制力が親の方がまだ強いからです。
あなたから見た自分と、他人から見たあなたの優先順位も恐らく違いますよね?
あなたはどちらの優先順位に従ってるでしょうか?
もし、あなたの優先順位が漠然としているならば誰かの優先順位に従って、結果的に
「毎日やることが多すぎる!」
となります。
自分の優先順位がわからない。
これは致命的ですが、解決せぬまま放置するとずっと時間を奪われ続けるままですので優先順位の主導権を自分に取り戻しましょう。
「あなたがやることが多すぎる!」
2つ目の理由
理由2「目の前のこと全部必要だと思っている」
あなたは、本を読む時、どういう読み方をしますか?
「この本の内容をすべて理解して自分のものにしよう」
そう考えて読んでいるならば・・・
ひと通り読み終わった後に、勉強したつもりになって満足。
1ヶ月も経つと、その本の内容を説明すらできない。。。
という経験はないでしょうか?
だとすると、読書に使った時間は、、、
なんか無駄ですよね?
何の目的のためか?
そうではなく
「この本から今のこの問題を解決するヒントを得たい」
「この本から○○のためのアイデアのネタを3つ得たい」
という目的を絞って読んでいるならば、数百ページの中のたった数行に答えを見つけられた時に短時間でも有効な時間を使ったことになります。
目の前にある本の内容がすべて、あなたに必要なことではありません。
優先順位の話とは少し違います。
優先順位は必要なことをどのような順番でやるのか?
今回の話は、そもそもそれって必要なのか?
ということです。
つまり?
「それをやる目的がはっきりしているか?」
この質問に答えられるかどうか?
ということです。
もし、答えられないとしたら、これが
「あなたがやることが多すぎる!」
という理由です。
そして最後、3つ目の理由
理由3「思い込みのタブーに縛られている」
思い込みのタブーとは?
- 3日坊主はいけないこと
- やり始めた事を途中でやめるのはいけないこと
- 失敗はいけないこと
などです。
さっさとやってさっさと失敗してさっさとやり直せればモノゴトはもっと早く進むとわかっているはずなのに、
でもできないことの理由には、このような自分の行動を制限する思い込みを持っている・・・
そんな気がしませんか?
しかも、自分本人に関係することや、自分が大切にしたいと思っていること、自分がやりたいと思っていること
そういう「大きな」「重要な」ことほど制限する思い込みが働いているような気がしないでしょうか?
結果、大事なことは後回しで心にひっかかっている状態になるから
「やりたいことがなかなかできない」
という思いが強くなります。
だから、より日常の雑多なことに追われている気がして
「やることが多すぎる!」
という不満が出るのではないでしょうか。
3つの解決を意識しよう
以上、「やることが多すぎる!」と感じる3つの理由をご紹介しましたが
これらの3つの解決、つまり
- 自分に主導権を取り戻す
- 目的を常に忘れない
- 朝令暮改を良しとする
ということをするだけでも自分が大事なことに絞って集中できるので無駄な行動や無駄な時間を使うことが少なくなってくると思います。