僕はいまだにそうですが、数十年の染み付いたクセというのか行動よりも先に考えたり、計画を練ったり構成を考えたりするのが好きです。
そういうコトはもちろん大事だと思うのですが、行動が疎かになってしまうという致命的な課題を抱えていました。
勉強・勉強・準備・準備・・・で行動が伴わないのです。
それは
「うまくやりたい」=「失敗したくない」
という気持ちも強かったようです。
正直まだまだその傾向は残っているのですがそれでも以前よりも早く行動できるようになったのは、ある1つのマインドセットが身体に浸透してきたお陰でした。
失敗の定義
それは
「最初はまず失敗すること」
そのために
「60%の達成率を目指して早く行動すること」
です。
失敗と成功の関係は色んな言葉で表現されてますが
「失敗は成功のもと」
「早く成功するためには、早く失敗する」
「失敗とは、”うまくいかないことの発見”という成功」
ということは、
むしろ最初に成功しちゃ駄目なんだ。最初は失敗しなきゃ駄目じゃん。
と思ったわけです。
むしろ・・・
失敗を恐れずに、とか
失敗を糧に、とか
ドンマイドンマイな精神ではなくって
『最初に失敗しなきゃダメ』ってことです。
でも、そうは思っても昔からの染みついたものは拭い去れないので、大きな失敗は肉体的・精神的・時間的ダメージがやはり大きい。
だとしたら、勉強して計画して大構想を掲げて、ドーンと大きな失敗をするよりも最低限の準備をしたら、まずやってさっさと失敗する。
すると痛くもなく、「やった!失敗できた!^^」という気持ちも持てたりします。
で、大事なのはそのうまく失敗できたことをどう修正して次の失敗に活かすかってことですね。
失敗の結果を仕組みに反映
そう考えると、失敗は仕組み化のチャンスです。
失敗をした人を責めるのは、その原因が人にある、つまり「属人化」されていると思っている証拠です。
原因は人ではなく、仕組みにあると考えられるならば「失敗」という結果が「仕組み化のチャンス」として喜べることになります。
失敗は仕組み化のチャンスと捉えて、起きたことを起きないような仕組みに反映する。
そう取り決めることで、「業務が改善され続ける仕組み」をも作ることができます。
失敗したら、ラッキー!と思い、どんどん仕組みに取り組んでいきましょう。