勝亦です。
こんにちは。
あなたは最近、
「情報が多すぎて、何を信じればいいか分からない…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
「正しそうな話」や「効果が出そうな手法」が溢れていて、
そのたびに右往左往してしまう。
実はこれは、情報が多いことが問題ではなく――
「自分の判断基準」があいまいであることが
一番の原因なのです。
情報に振り回される人、活かせる人の違い
たとえば、こんな経験はありませんか?
・他の人が成功した方法を真似したけどうまくいかない
・一見良さそうな提案に飛びついたけど、後悔した
・教材を買ったけど、結局何も実行できていない
こうした状態は、
判断の「軸」が存在しないために起きてしまうのです。
しかしこの「軸」は、ただの感覚や勘ではなく、
ある明確な構造で成り立っているのです。
それが、
「価値観 × 目的 × 目標」
この3つが、あなたの判断軸になるのです。
軸とは、「スタート」と「ゴール」を結んだ線
まず、価値観は「スタート地点」です。
あなたが大切にしているもの、
譲れない想い、避けたいこと――
すべてはここから始まります。
そして、目的と目標が「ゴール」になります。
・どこに向かいたいのか?
・何を手に入れたいのか?
・どう在りたいのか?
このスタート(価値観)から、
ゴール(目的・目標)まで
まっすぐ一本に線を引いたもの。
それが、あなたの判断軸なのです。
この軸がある人は、
どんな情報に出会っても、こう判断できます。
「これは自分に合っている」
「これは今は必要ない」
「これはあとで活かせる」
つまり、情報を“選び取れる人”になれるのです。
目的・目標・手段のちがい
ここで、よく混同されやすい
「目的」「目標」「手段」のちがいを
ハッキリさせておきましょう。
●目的=存在意義・なぜそれをするのか?
●目標=どこまで行きたいのか?(数値・期限あり)
●手段=どうやって実現するのか?(具体的行動)
たとえば、
「健康的に暮らしたい」が目的なら、
「体重を3ヶ月で5kg落とす」が目標であり、
「毎朝ウォーキングを30分、週5日続ける」が手段になります。
手段は、最初に決めるものではありません。
目的と目標が明確になってはじめて、
「そのために今やるべきこと」が見えてくるのです。
つまり、正しい手段を選ぶ判断基準として
価値観・目的・目標の“軸”が不可欠なのです。
軸があれば、迷わず行動できる
判断に迷いやすい人の多くは、
いきなり「手段」から考えてしまうのです。
たとえば――
・外注した方がいいのか?
・SNSをやるべきか?
・自動化ツールを入れるか?
こうした問いも、軸がなければ
「やったほうが良さそう」程度の感覚で
選んでしまうでしょう。
しかし、目的と目標が明確であれば、
「それは本当に必要な手段なのか?」を
冷静に判断できるようになります。
情報に使われる側ではなく、
情報を使いこなす側に回ること。
そのためには、
自分自身の「価値観」「目的」「目標」を
言語化しておくことが必要なのです。
まずは、自分の軸からはじめよう
この3点が揃えば、
あらゆる判断の精度が一気に上がります。
今後、外注化を考える際にも、
「何を」「誰に」「どこまで」任せるべきか、
迷いなく選ぶことができるのです。
焦らず、惑わされず、
あなたらしい経営判断を行うために。
まずは「価値観」「目的」「目標」、
この3点を見直して、
“軸”を描くことから始めてみてください。
外注化に取り組まれる方は、
ぜひ意識してみてください。
軸づくりのサポートもさせていただいていますので
以下からご相談ください。
→ https://exesupport.com/clp/switch-sch/
勝亦