2025/09/23

ゴルゴ13に学ぶ社長の休み方

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勝亦です。
こんにちは。

最近、ふとこんなことを考えることはありませんか?

「自分は、何のために働いているんだろう?」

売上を上げようと一生懸命に取り組む毎日。

けれども、仕事は増えていく一方で、
自由な時間はどんどん減っていく。

「もう少し楽にできたら…」

そんなふうに感じたこともあるかもしれません。

でも実は、
“働かなくても仕事が進む仕組み”というのは、
ちゃんとつくることができるのです。

そのヒントをくれたのが、
あの『ゴルゴ13』でした。
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主人公は描いていない

ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、
漫画『ゴルゴ13』は200巻を超えて
今なお連載が続いている、長寿作品です。

あれだけ緻密な絵とストーリー、
「すべて作者が描いている」
と思われがちですが、実はそうではありません。

・作画は専門のスタッフ
・背景は背景専門のプロ
・武器や乗り物の監修は別チーム
・脚本は脚本家が担当
・キャラクターの造形は別ライターが執筆

なんと、作者ご本人は
「ゴルゴの目だけを描いていた」
という逸話まで残っているほどです。

ご本人がご病気で入院されていても、
作品のクオリティが下がることは一切なく、
むしろ一定以上の水準を
ずっと維持していたのです。

そして何より驚くのは、
さいとう・たかを先生はすでに
お亡くなりになっていますが、
それでも『ゴルゴ13』の連載は
今なお続いているという事実です。

まさに、「自分がやらなくても回る仕組み」が
どれだけ強力なのかを物語っていると思いませんか?

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社長の時間を空けるという戦略

では、私たちのビジネスにおいて
この“仕組み”をどう応用できるでしょうか。

ポイントは、次のような考え方です。

* 自分にしかできない仕事以外は、信頼できる人に任せる
* 任せた仕事を、誰でも再現できるように仕組みに落とし込む
* プロに依頼すべき業務と、マニュアル化すべき業務を分ける
* 経営者が現場にいなくても進む構造をつくる

つまりは、

「自分がやらないことを決める」

ということがスタート地点です。

これができていないと、
いつまでも社長自身が
現場に貼りついたままになってしまいます。

ですが、私たち経営者が本当に向き合うべきなのは、
目の前の業務そのものではなく、
「業務が自然に進むための仕組み」
ではないでしょうか。

あなたの代わりに動いてくれる
“仕組み”や“人”や“仕掛け”をどう設計するか。

ここにしっかりと時間をかけることこそが、
経営者としての仕事なのです。

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「やらない勇気」が未来を変える

実は、僕自身もかつては
「全部自分でやらなければ」と
思い込んでいた時期がありました。

けれども、思い切って外注化に踏み切ったことで、
状況は大きく変わったんです。

最初の一歩は、
「やらないことリスト」をつくることから始まります。

もし今、あなたが──

・SNSの投稿を毎回ご自身で行っている
・請求書の発行もご自身で管理している
・お客様対応に日々追われている

そんな状態であれば、
まずはその中の1つだけでも
「仕組み」に変えてみてください。

それだけで、1日に数時間の余白が生まれるはずです。

そして、その時間を活用して──

・ビジネスの戦略を考える
・新しい収益の柱を設計する
・家族との時間を過ごす
・エグゼタイムに集中する

そういった時間が、あなたの未来を
大きく変えてくれると僕は信じています。

「社長がいなくても回る会社」

それは決して夢物語ではありません。

実際に、僕のクライアントの中にも
それを実現されている方が、
増えてきています。

そして、それが可能になるのは、
「仕組み」を知り、そこにしっかりと
投資をしてきた方だけです。

「社長の時間を空ける=未来の利益を増やす」

この考え方、ぜひ心に留めていただければと思います。

ご興味をお持ちの方は、
こちらからお話をしましょう↓
https://exesupport.com/clp/switch-sch/

勝亦

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