過去を振り返ってみると、僕は器用貧乏的に、昔からなんでもかんでもそれなりに「そつなくこなす」ことができる人間でした。
しかもすべてに平均からそれ以上の出来ですので、何かあったら勝亦に頼んでおけば良いという感じの「便利な人間」でだったのです。
でも、平均人間は、結局のところ平均・平凡の人間ですので、突き抜けるものがなく際立つことがない。
そして、決して稼ぐこともできなかったのです。
その状態から僕がどう抜け出していったのか?
戦略はただ1つ
戦略はただ1つです。
苦手なことは手放し
できることは手放し
得意なことすらも手放し
最後に残る「自分の才能」という偉大なことにのみ一点集中し
自分が一番価値を生み出す仕事だけに集中した。
その結果、自分の労務に依存することなく、売上を上げ続けるビジネスモデルを作ることができました。
あなたがもし僕と同じように、色々とスキルや知識を広げてなんでもできる人間だとしたら、「もっと勉強、もっと広げる」という戦略から「自分の才能に集中投資する」という戦略に切り替えることをオススメします。
もしあなたが、自分の得意なことがわかっているにも関わらず「できてしまうから」「自分がやった方が早いから」という理由で色々とやってしまっているならば尚更です。
自分の時間、労力、お金というあらゆるリソースを無駄遣いせずに、「自分の才能」というただ1点に集中投資・集中投下することで、平均・平凡な人間は初めて少しだけ際立つ部分を作ることができるのです。
そこからさらに突き抜けるには、その才能をもっと磨き、活かし、際立たせていく必要があります。
この中にこそあなたのエグゼタイム(=経営者の最も得意で利益を生む仕事をする時間)が隠れています。
あえてバランスを崩す
他の余分なことをしている暇はないと思います。
どんどん手放し、どんどん辞めて、あなたの才能を磨くことに集中してください。
あえてバランスを崩すのです。
ちなみに、「才能」とは、決して生まれ持った素質ではありません。
「才能」とは、あなたがずっと繰り返しやってしまうことにあります。
才能の源泉は、あなたが感情を揺さぶられて、やりたくてしょうがない、もしくはずっと好きでやり続けられることにあります。
あなたには、昔から
・ずっと持っている欲求
・ずっと繰り返しやり続けていること
はないでしょうか?
そこにあなたの才能が隠れています。
あなたの欲求の方向と、あなたのビジネスの接点で磨きをかけてみてください。