日々仕事をしていて思うことは、
「もしかして自分はバカなんじゃないか?」
って思うほど何にも上達しないことがある一方、
「なんでこんな簡単なことがみんなはできないの?」
って思うほど自分では大した苦労もなくできてしまうことがあります。
あなたはどうでしょう?
自分のことが一番自分がわからない
先日、受講者とのメールのやり取りで、「人の強みはわかっても、自分の強みは自分にはわからないね」という話がありました。
自然にできてしまうので、自分の中では他の人も当然できるもんだと思っているから、自分だけがうまくできることもわからない。
だから、強みだと気づくことがないんですね。
「成長分野」を見つけるために
自分の「成長分野」を見つけるためにまずやることとは?
それは、自分の「価値」を知ること です。
ええ〜?そんな価値らしき価値がないんだけど・・・
なんて謙遜、、、ではなくおそらく大多数の人が本気でそう言うと思うのですが(そういうものなので)
でも「価値を知る」と言っても、そんな物凄く難しい話をしているのではなくて
まず、自分が持っている情報、知識、経験、そしてスキルには何があるのか?
それを出した上で、誰に対してそれが価値を生むのか?
を考えて見るということです。
・情報しか持っていない
・経験はまあまあある
・人に教えられるほど深く理解している
・スキルとして身についている
そしてそれが
・誰でも持っている?
・持っていても少数?
・もしかして自分だけ?
なんてことから、
・実はそれほど興味がない、継続しない
・楽しい、時間を忘れる
・それができれば憧れる
などというように、現実面と感情面をクロスして考えていきます。
その時に、自分は当たり前だと思ってしまっているものほど、アウトプットできないので、意識して無理やりアウトプットする必要があります。
そして、その複数の線がクロスしたところ、もしかしたらまだ見えていないところ(実はわかっていたはずなのに)にあなたの投資すべき成長分野が見つかる可能性が高いのです。
自分の投資すべき成長分野が見つかれば、時間の使い方がガラッと変わるばかりか、仕事や人生に対するモヤモヤの多くが晴れていくと思います。
「成長分野」発見の時間に投資しよう
でも最初に言ったように、それでも自分だとなかなか気づきづらいものなんですよね。
気づくタイミングというものはありますので、何度も繰り返しアウトプットと整理を行うか、もしくは第三者視点で見てもらうことが大事です。
この「成長分野」、つまり「自分が一番価値を生み出せる分野」がわかるとわからないとでは、その後のビジネスの発展スピードがまったく違う(つまり儲けのスピードが全く違う)ので、探す時間に投資する価値は充分にありますよ。
頭の体操だと思って、ぜひ、探してみてください。