2019/08/09

2つの「シコウ」の活用法

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思考停止と試行錯誤

2つのシコウとは何か?

いきなりの回答ですが、それは

「試行錯誤」と「思考停止」

です。

過去の僕を振り返ってみると、いろいろな迷いの中で、「試行錯誤」しながら生きてきたつもりでした。
でも、実際はほとんど「思考停止」していたと思います。

僕自身が「思考停止」というのは悪者のようなイメージがあったので、自虐的に「それじゃいかんな、、、」と以前には思っていたのですが、今は、決してそんなことはないと思っています。

人間の脳のエネルギーを温存する、防御的な機能が「思考停止」だと思います。

そう考えた時に、必要なのは、この2つの「シコウ」の使い分け、活用法だと気づきました。

積極的思考停止のススメ

思考停止が脳のエネルギーを温存させるためのものであるならば、脳のエネルギーを使う必要のないものは、極力「積極的に思考停止」させるべきだと思います。

そして、世の中には積極的思考停止の事例が溢れています。

例えば、

・イチローのルーティン

翌日のゲームの開始時間から逆算して、食事や就寝・起床の時間など、あらゆる行動のスケジュールを決めていたこと。

奥さん手作りのカレーやおにぎりを食べ続けたことも有名です。

他には

・アップル創業者スティーブ・ジョブズの同じ服

ジョブズは黒のタートルネックにジーンズ、白のスニーカーという同じ服を毎日来ていたそうです。

ジョブズ以外の世界の著名な起業家も同じように着る服を決めている方が多いですよね。

これらはすべて、大事なことに最大のエネルギーを使えるように、それ以外をルーティン、つまり「積極的思考停止」にしてエネルギーを抑えることが主要な目的となっていると思います。

人は1日に9000回もの決断をしていると言われます。

ほとんどが無意識の決断だと思いますが、

・今日の服は何を着ようか?
・お昼は何を食べようか?
・この雑誌買おうかな?

など、些細なことから大事なことまで、決断を突きつけられています。

そして決断は、脳のエネルギーをとても消費するのです。

仕組み化して積極的思考停止する

仕組み化して積極的思考停止する

僕たち経営者にとって、事業に費やすエネルギーはとても大事です。

このエネルギー量によって、決断の質が変わってくると思います。

エネルギーが低い状態では、精度の高い決断がしづらいと思います。

だからこそ、やるべきは、自分がエネルギーを投入すべきでない作業はルーティン化し、仕組み化して経営者として「積極的思考停止」をするようにする。

そして極力、余分なことでエネルギーを使わないように温存するのです。

ルーティン化、仕組み化するためにオススメなのは「フレームワーク(枠組み・型)を作る」ことです。

その通りに考えれば良い、その通りに行動すれば良いという「思考のフレームワーク」「行動のフレームワーク」を作るといいです。

ちなみに、仕組み化=積極的思考停止と言い切ると、実際は語弊があり、本来仕組みはイノベーションとチューニングをして成長させる必要があるのですが、今回の主旨を明確にするためにごっそり切ります。その話は、いつかまた別の機会にお話します。

そして大事なことを「試行錯誤」する

自分が極力やるべきでないことを仕組み化して積極的思考停止状態にする。

そして温存させたエネルギーを何に使うのか?というと、残った大事なこと。

つまり「エグゼタイム(=経営者の最も得意で利益を生む仕事をする時間)」への投資です。

このエグゼタイムにエネルギーを投資して、試行錯誤を繰り返して、PDCAを回す。

エグゼタイムとなる対象は1人1人違いますが、価値あるものであるほどすぐすぐに成果にはならず、投入するエネルギーも膨大となります。

だから、あなたが経営者として投資すべきなのは、お金も体もエネルギーもすべてエグゼタイムに対してです。

エグゼタイムというあなたにとって一番価値のあることに取り組むために、「2つのシコウ」をうまく活用してみてください。

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