2020/01/07

外注化は仕組みで考える

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今年は長い年末年始休みだったと思いますが経営者の方は、この休みにじっくりと2020年の事業計画や構想を立てたのではないでしょうか?

事業計画を立てるときには

  • 自社の強みに立つ
  • 差別化ではなく差異性を意識する
  • 市場と時代の流れを考える

など考慮すべきポイントが複数あると思いますが実行すべき具体論として大事なのは「仕組み化発想」だと思います。

それは言い方を変えると一度やったことは二度やらないようにすることとも言えます。

 

外注化の見えないリスクを理解する

弊社では、仕組み化の手段の1つとしての「外注化」を推奨し、推進していますが外注化においても仕組み化発想は重要です。

自分に依存していた仕事を手放して外注さんにただお願いするだけでは外注さんに依存した仕事となります。

これは、仕事が手放せて楽になったように見えますが実はコントロールできていた属人化がコントロールできない属人化に変わったことでもありますので事業継続のリスクが高まったということを理解しておくべきです。

この原因は、仕事の責任と成果を相手に依存させようとすることで発生します。

これを解決するためには人に仕事を割り当てるのではなく仕組みを作り、その仕組に人を割り当てるという発想の転換が必要になります。

 

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人依存から仕組み依存へ

人は入ってくることもあれば、出て行くこともあります。

そしてそれは「コントロールできないこと」です。

もしあなたの会社に仕組みが存在せずあらゆる業務が人依存だとしたら、その方たちが去ると同時に、あなたのビジネスの一部も去ってしまうことになります。

しかし、仕組みが確立されているならば去ってしまったその方たちの代わりに、適切な人を見つけることが出来るでしょう。

 

仕組みは人をないがしろにするものではない

だからと言って、仕組み化をするということはインクカートリッジのように簡単に人の置き換えをして、人をないがしろにすることではありません。

また、仕組み化は人の能力を完全に代替するものでもありません。

仕組み化は、「人を責める文化を排除」して「人の能力を最大限発揮」させる方法なのです。

何か問題が起きたとき、ミスが生じたときその原因は人ではなく仕組みにあると考えることでより良い仕組み作りができます。

その企業文化とより良い仕組みの上で人は安心して自分の能力を発揮することができるのです。

能力の高い外注さんを探すこともいいのですが同時に、良い仕組みを作ることに注意を向けることが大事です。

仕組み化発想は、「一度やったことは二度やらないようにすること」と書きましたが、これは業務手順だけでなく

人が変わるたびに起きる問題を繰り返さないという企業にとっての恩恵にもなります。

常に仕組み化発想で、事業構築をしていってください。

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