2020/10/13

仕組み化すれば儲かるわけではない理由

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仕組み化すれば儲かるわけではない理由

マクドナルド創業者のレイ・クロックを題材にした「ファウンダー」という映画はご存知でしょうか?

ビジネスの仕組み化に興味がある方は、仕組み化の観点から見ても、とても示唆に富んだ映画ですので、ぜひ見ていただくといいと思います。

Amazonプライムならば無料で見れます。

今日は、この映画のワン・シーンを取り上げて、それが如何に仕組み経営構築に大事か?のお話をしたいと思います。

マクドナルド1店舗目から。。。

そのシーンというのは、マクドナルドの本当の創業者であるマクドナルド兄弟が、テニスコートにお店の機材のレイアウトをチョークで書いて、究極的な効率的動線を繰り返しシミュレーションしていくシーン

これを「スピード・サービス・システム」と名付けているのですが、これを作り上げる一連の話です。

重要なポイントは、この究極的な効率化を

マクドナルド1店舗目の時に作り上げたこと

です。

何店舗か作ってからとか、フランチャイズ化してからではなく、マクドナルドは1店舗目から「究極的に効率化されたビジネス」を目指して作っていたわけです。

この観点はとても大事です。

 

仕組み化すれば儲かるわけではない理由

仕組み化したら儲かる?

仕組み化に対する残念な誤解は、「仕組み化すれば儲かる」という勘違いです。

仕組み化すれば儲かるのではなく

儲かるビジネスを仕組み化するから、もっと儲かる

のです。

今、非効率で儲かっていないビジネスを仕組み化しても、結果的に、効率的な儲からないビジネスが出来るだけなのです。

順番としては

  • 仕組み化したい対象のビジネスを、まずは儲かるビジネスにする。
  • そして、それを仕組み化することでパッケージ化して拡大できるようにする。

というのが正しい順番です。

ですので、まずは今のビジネスを徹底的に磨き上げて、拡大するのに相応しいものにしましょう。

そうなれば、仕組み化というレバレッジ装置が、あなたの想定する以上の効果とメリットを生み出します。

本日ご紹介した「ファウンダー」は仕組み化を考える人には、とても気づきが多い映画だと思いますので、ぜひご覧になってください。

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