マクドナルド創業者のレイ・クロックを題材にした「ファウンダー」という映画はご存知でしょうか?
ビジネスの仕組み化に興味がある方は、仕組み化の観点から見ても、とても示唆に富んだ映画ですので、ぜひ見ていただくといいと思います。
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今日は、この映画のワン・シーンを取り上げて、それが如何に仕組み経営構築に大事か?のお話をしたいと思います。
マクドナルド1店舗目から。。。
そのシーンというのは、マクドナルドの本当の創業者であるマクドナルド兄弟が、テニスコートにお店の機材のレイアウトをチョークで書いて、究極的な効率的動線を繰り返しシミュレーションしていくシーン
これを「スピード・サービス・システム」と名付けているのですが、これを作り上げる一連の話です。
重要なポイントは、この究極的な効率化を
マクドナルド1店舗目の時に作り上げたこと
です。
何店舗か作ってからとか、フランチャイズ化してからではなく、マクドナルドは1店舗目から「究極的に効率化されたビジネス」を目指して作っていたわけです。
この観点はとても大事です。
仕組み化したら儲かる?
仕組み化に対する残念な誤解は、「仕組み化すれば儲かる」という勘違いです。
仕組み化すれば儲かるのではなく
儲かるビジネスを仕組み化するから、もっと儲かる
のです。
今、非効率で儲かっていないビジネスを仕組み化しても、結果的に、効率的な儲からないビジネスが出来るだけなのです。
順番としては
- 仕組み化したい対象のビジネスを、まずは儲かるビジネスにする。
- そして、それを仕組み化することでパッケージ化して拡大できるようにする。
というのが正しい順番です。
ですので、まずは今のビジネスを徹底的に磨き上げて、拡大するのに相応しいものにしましょう。
そうなれば、仕組み化というレバレッジ装置が、あなたの想定する以上の効果とメリットを生み出します。
本日ご紹介した「ファウンダー」は仕組み化を考える人には、とても気づきが多い映画だと思いますので、ぜひご覧になってください。