信頼できるデータ入力代行業者を探すには、価格や納期設定、業者実績などをチェックし比較する必要があります。
面倒なデータ入力を代行してくれる業者を探したいという方に、業者選びのポイントとおすすめの業者をご紹介します。
目次
- 1.データ入力代行で失敗しない選び方のポイントとは?
- 1-1.最適な価格設定になっているか確認
- 1-2.納品日までにきちんと仕上げてくれるか
- 1-3.データ入力代行の実績をチェック
- 2.外注管理について
- 3.低価格、見積もりのしやすさでおすすめの代行業者
- 3-1.プロセス・マネジメント
- 3-2.データプロ(DETA PRO)
- 4.納品までのスピードを重視するならこの業者
- 4-1.うるるBPO
- 4-2.リスモン・マッスル・データ
- 5.仕事の精度、品質重視におすすめのデータ入力代行業者
- 5-1.アレスクリエイション
- 5-2.東京反訳
- 6.データ入力代行サービスを利用するメリット
- 6-1.アンケート入力の時間短縮が可能
- 6-2.名刺の入力代行もお任せ!
- 6-3.面倒な伝票入力もスピーディーに解決
- 6-4.データの入力集計も正確に処理
- 7.データ入力代行サービスのまとめ
- 7-1.代行サービスの管理負担を減らしたいなら
データ入力代行で失敗しない選び方のポイントとは?
最適な価格設定になっているか確認
データ入力代行業者で失敗しないためには価格設定だけはなく、要件に見合った金額設定になっているかを確認する必要があります。医療や法律など専門性の高い内容を依頼する時と単なるデータ入力を依頼する場合では利用する業者は異なり、専門性の高い業種の方が見積金額が高くなります。
クオリティやセキュリティ対策などを考慮せず、価格設定だけで決めてしまうと何度も修正が必要になるなど結果的にコストパフォーマンスが悪くなります。
データ入力代行業者を利用すれば作業コストを削減し、社内の効率化を図ることができます。しかし、どの程度のクオリティを求めるのか、依頼内容と見積もり金額を比較検討してから利用しましょう。
安すぎる見積もりには要注意
見積もり時点ではコストパフォーマンスがよくても低品質の業者を使うと最終的なコストが悪くなります。例えば、以下のような例があります。
- データ入力を依頼したのにタイピングミスが多い
- 発注した仕様と違う
- 担当者からのレスポンスが悪い
タイピングミスがあると内容を再チェックするなど余分の手間がかかります。コアな部分に専念するためにデータ入力代行を雇ったのに本末転倒です。そのため、見積もりを取る際には極端に安い価格になっていないか、安心して任せられる担当者かどうかをしっかりと見極めましょう。
納品日までにきちんと仕上げてくれるか
データ入力代行を使用する場合、納期設定は重要なポイントです。決められた期日までに納品するのが常識ですが、代行業者を間違えると予定の日に完成品を受け取ることができず、自社の業務に大きな支障をきたしてしまう場合もあります。
実際、納期を細かく設定したにもかかわらず、全体の5割程度しか完成品を受け取ることができず、残りは自社で仕上げたという事例もあるようです。
初めて利用する業者の場合、納期に関して不安があるなら、一度に大量のデータを渡してしまうのではなく、まずは少量のデータ入力代行から依頼する方法もあります。いずれにしても、データ入力代行には外注管理が必要になるので、焦らずしっかりと選びましょう。
データ入力代行の実績をチェック
データ入力代行業者を利用する場合、過去の実績をチェックしておきましょう。どの分野のデータ入力を専門に行っているのか、どのような人材が作業を行なうのかなどを事前に確認することが重要です。
- タイピングミスを防ぐため、どのような対策講じているか
- 依頼者の情報漏洩を防止するためのセキュリティ対策は万全か
- 利用者からの口コミは高評価が大半を占めているか
データ入力代行サービスを行っている業者はたくさんあります。だからこそ、実績をしっかりと確認することが重要なのです。
外注管理について
データ入力を単発で依頼する場合は、外注管理はそこまで負担にはならないと思いますが、継続して依頼を検討する場合、外注マネジメントの負担や工数がかかり、予想していなかったストレスを受ける場合があります。
- 予想以上に品質が悪いため、担当を変更してもらいたい
- コミュニケーションが円滑に取れず、意図が伝わらない
- 「予定していたスケジュールに間に合わない」と、急に連絡が来る
- 依頼するまでが意外に手間がかかる
など、手を離すつもりが外注後も管理で大変になってしまうということも多いです。
データ入力という単純な業務でしたらそれほどの管理負担にまではならないと思いますが、複雑な業務であればあるほどマネジメントの負担は大きくなります。
そのような外注管理の負担をあらかじめ少なくしておきたい場合は、外注化において起きる問題の解決、管理負担軽減、ストレス軽減をサポートする「あとよろ」を利用すると良いでしょう。
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低価格、見積もりのしやすさでおすすめの代行業者
データ入力代行業者を利用する時に低価格は大きな魅力です。やっぱり価格重視で選びたいという方におすすめ業者をご紹介します。
プロセス・マネジメント
プロセス・マネジメントでは、手書きのアンケートでもそのままの状態で委託することができ、入力を1文字当たり1円で行ってくれます。会員名簿や人事名簿などの入力は1枚9円から可能です。
プロセス・マネジメントを利用した際のコストパフォーマンスを計算してみましょう。顧客マーケティングを実施するため、500件(20項目)のアンケートを行ったとします。
自社スタッフまたはアルバイトを雇ってデータ化した場合、約42時間の作業時間が見込まれます。人件費を1,300円と計算すると54,600円の経費です。
しかし、プロセス・マネジメントにデータ入力代行を依頼すると15,000円程度に抑えることが可能です。(料金形体はデータの種類や内容によって異なります)本来の業務に集中でき、且つ経費も削減できるのでおすすめです。
データプロ(DETA PRO)
データプロはシスプロが展開するサービスの一つであり、中国に入力センターを構えています。そのため、国内サービスには真似できない業界最安値を売りにしています。
データプロの具体的な料金体系は以下の通りです。
●アンケート入力・集計:0.5円~
●顧客名簿入力:1項目1円~
●名刺入力:1枚当たり19円~
●申込入力:1項目1円~
●商品登録代行サービス:1件150円~
●切抜きサービス:1枚当たり:49円~
※サービス内容・料金に関しては、時期や内容によって変動があるため事前に確認が必要です。
入力センターは中国にありますが、原本の郵送・返却は国内のスタッフが担当するので安心です。大量のデータをなるべく安く処理したいという方におすすめです。
納品までのスピードを重視するならこの業者
うるるBPO
うるるBPOは2004年からデータ入力代行サービスを始めており、約17,000件以上のプロジェクトを支援しています。特に、急ぎ案件への迅速対応を売りにしており、Webからの問い合わせに対しては10以内に担当者から返信があるように取り計らっています。
東京中央区に本社を構え、業務用スキャナ80台、常駐オペレーター10人以上を配置しています。うるるBPOの納期と料金は以下の通りです。
●納期
3,000枚 5営業日
5,000枚 7営業日
10,000枚 9営業日
10,000枚以上 別途相談
●料金
名刺入力
8項目:名前、郵便番号、住所、電話番号、会社名、部署名、役職名、e-mail
31円〜
名簿入力
4項目:名前、郵便番号、住所、電話番号
9円〜
※サービス内容・料金に関しては、時期や内容によって変動があるため事前に確認が必要です。
リスモン・マッスル・データ
リスモン・マッスル・データはスピーディーにデータ入力代行サービスを行なってくれることで知られています。当然、スピードだけでなくコストや高品質にも注力しており文書電子化や封入発送代行などプロフェッショナルな仕事を期待できます。
リスモン・マッスル・データでは、ケアレスミスを最小限に防ぐため、データのダブル入力を行っています。別々のオペレーターが入力を行い、完成後に照合します。そうすることでオペレーターの入力ミスを0.04%まで抑え込むことが可能です。スピーディー且つ正確にデータ入力して欲しいという方におすすめです。
仕事の精度、品質重視におすすめのデータ入力代行業者
アレスクリエイション
アレスクリエイションは機密性や個人情報の取り扱いに定評のあるデータ入力代行サービス業者です。作業はすべて社員がセキュリティ対策が行き届いた部屋で行い、個人情報保護士も常駐しています。
アレスクリエイションでは、品質重視に欠かせない8つのポイントを実施しています。
1:データ入力はすべて社内で実施
2:作業状況を視察・見学可能
3:データ入力のルールの徹底
4:データに検索機能を追加
5:データを入力するための専用マシンを設置
6:漢字を専門に入力するチームを配置
7:アウトソーシングに対応可能
8:土日祝も自社スタッフが対応可能
機密性の高い個人情報や絶対に流出させたくない社内情報を依頼したい時に頼りになる業者です。
東京反訳
東京反訳は裁判法廷や医療分野などを専門に取り扱っているデータ入力代行サービス業者です。情報セキュリティには絶対の自信を持っており、流出させたくない情報でも安心して任すことができます。
主に以下のようなデータ入力に対応しています。
●パンフレットなど印刷物の入力
●健康診断受診票・病院カルテ入力
●台本・台詞入力
●住民アンケートの入力
●郵送アンケートの開封作業
●アンケート票の大量スキャン
他にも、議事録のテープ起こしや英語への翻訳なども行っており、料金プランは以下の通りです。
●医療医学テープ起こし:1分371円~
●裁判法廷用テープ起こし:1分600円 ~
●日本語・議事録テープ起こし:1分230円~
※サービス内容・料金に関しては、時期や内容によって変動があるため事前に確認が必要です。
データ入力代行サービスを利用するメリット
これまでにデータ入力代行業者を選ぶ時のポイントやおすすめの業者をご紹介しました。
では、データ入力代行業者の利用にはどのようなメリットがあるのでしょうか。詳しく解説します。
アンケート入力の時間短縮が可能
既存顧客の維持や新規マーケティングを行う際に必要なのがアンケート調査です。多方面からの情報を集めることが重要ですが、結果を集計するには時間と労力がかかります。
そんな時に頼りになるのがデータ入力代行業者です。ばらばらの情報をまとめるだけでなく、見える化するためグラフや表にしてくれます。
手書きのアンケートでも、データ化してくれるので顧客の要望や新規市場の状況を正確に把握できます。
「アンケートを実施したが、データの解析に半年以上かかってしまった…」なんてことにならないためにもデータ入力代行業者の利用を検討してみましょう。
名刺の入力代行もお任せ!
営業マンが得意先と交換した名刺はキャンペーンなどのお知らせメールを送る重要な情報源です。一枚一枚をデータ化する必要がありますが、会社名や役職、連絡先をExcelに打ち込む作業には労力と人件費がかかります。
データ入力代行業者を利用するなら、自社で行うよりも短期間で完了させることができ、業務の本質、新規顧客の獲得やキャンペーン内容の充実に時間を割くことができます。
代行業者によっては名簿から情報を抜き出して、はがき印刷してくれる場合もあります。自社の必要に応じて利用するといいでしょう。
面倒な伝票入力もスピーディーに解決
個人事業主であれば法律上、経費などの伝票を保管し、データ管理する必要があります。請求書や領収書、納品書やレシート伝票など、種類の違う伝票を一括管理するのは簡単ではありません。
データ入力代行業者を利用すれば面倒な伝票入力も正確にスピーディーに処理してくれます。決算や確定申告の時期などに、伝票入力を代行業者に依頼する人も多いようです。
データの入力集計も正確に処理
事前に申込書を受け取り、データ処理をしてから商品を郵送する場合、データの入力を間違うと、顧客に商品が届かなったり、在庫が不足する事態になります。
お中元やお歳暮、クリスマスなどは大量の申込みが殺到するため、配送日や商品のジャンルを分けて処理するには人手が必要です。データ入力代行業者は申し込みの内容をエクセルにまとめ発送しやすいように情報を管理してくれます。
データ入力代行サービスのまとめ
データ入力代行業者は数多くあるので、信頼できる業者を見つけるためには以下のポイントを押さえておきましょう。
- 見積金額は妥当か
- 納期をしっかりと守ってくれるか
- 代行業者の実績に問題はないか
また、利用する目的に合わせてデータ入力代行業者を選定することも必要です。
- とにかく安い業者を使いたい
- できるだけ短期間で納品して欲しい
- セキュリティ対策を重視したい
今回ご紹介した情報を参考にして、後悔しないデータ入力代行業者を見つけてください。
代行サービスの管理負担を減らしたいなら
また、外注管理の負担をあらかじめ少なくしておきたい場合は、外注化において起きる問題の解決、管理負担軽減、ストレス軽減をサポートする「あとよろ」の検討もおすすめします。
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