- 経営力がある人、ない人
- 仕事ができる人、できない人
- 仕事が早い人、遅い人
- 外注化が進む人、進まない人
- 仕組化できる人、できない人
その理由は多岐に渡るので、なかなか説明が難しいと思いますが、僕には1つの答えがあります。
それは、
「仕事の細分化ができるかできないか。それが経営力に直結する」
です。
「細分化」というのは、文字通り小さく細切れにすることで「細分化力」とは、物事を小さい単位に分ける力です。
あなたは何屋ですか?
例えば、「僕はホームページ制作屋だ」と思っている人は、漠然と拾い範囲でホームページ制作屋だと思っているのですが、細分化力の高い人は、ホームページ制作のプロセスを細分化して
- ドメイン取得
- サーバ設定
- WPインストール
- WPテンプレート作成
- コンテンツ企画
- 画像作成
- 顧客ヒアリング
- ヒアリング内容整理/まとめ
- 記事作成
- レイアウト整理
- コピーライティング
etc…
と分けた上で、我が社の強みは「優れた質問により顧客から言葉を引き出し魅力ある記事を書くことだ」と気づいた場合はどうなるでしょうか?
それは、もはやホームページ制作屋ではなく「魅力ある記事を執筆するインタビュー屋」に変わりますので、自己認識も表現方法もガラッと変わりますね。
細分化力は経営力に直結する
細分化力があれば、現状がわかるだけではありません。
細分化力があれば、本質がわかります。
本質がわかれば、本質以外のこともわかりますので、今まで自分がやるべき仕事だと思っていたものが、人に任せるべき作業だとわかります。
普通の仕事においても、見ればあとはやるだけのレベルに、細分化されてリストアップされていれば、行動スピードがとても早くなります。
すべてのプロセスが細分化されていれば、仕組化、自動化もしやすくなります。
事業領域、仕事スピード、強み発見すべてにおいて細分化力は重要ですので、細分化力は紛れもなく、経営力に直結します。
もし、経営や仕事がなんだか整理されていないと感じられているとしたら、一度、時間を取って自分の仕事を細分化してみてはいかがでしょうか。
オススメは、1つの仕事について、20分割してみることです。
現状が把握できて、あなたの本質が見えてくるかもしれませんよ。