エグゼサポート事務局の廣木です。
普段の何気ない会話や商談の場面などで会話をする時、
なるべく相手の話し方の特徴や癖などいろいろ観察しています。
私の知り合いのA社長は、誰とでもすぐに関係を構築して
新たなビジネスに発展させていく人がいるので
その人のことを少し話そうと思います。
あくまでも私個人の見解ですので、
一概にそれが正解というわけではありませんが、
とても勉強になる部分でもあり、参考にしている部分でもありましたので
ご紹介させていただきます。
A社長の特徴
A社長の特徴はズバリ、
”何気ない些細なことを覚えている”ということです。
「〇〇さんの息子さんは〇〇年生まれだから今年高校を卒業ですね!」
「この間教えてもらったあの雑貨屋さんとても素敵でした」
話している事自体は”そんなこと”かもしれませんが、
それを何気なく会話に織り交ぜることで相手は些細なことまで
覚えてくれていたということで親近感や信頼感を生み出し、
コミュニケーションの円滑化に繋がっていきます。
それがA社長が様々な方と多くの方に信頼され、
繋がりを作っていくコツだったんです。
いろいろこのことについて調べてみたら、昭和の代表的な宰相・田中角栄氏も、
支援者や知人、関係者の家族構成、経歴、趣味趣向の多くを記憶していたそうです。
もう一つのメリット
今回、コミュニケーションの円滑化としての技法でお話をしましたが、
実はこれをやってみることで
もう一つのメリットがあることを私は感じています。
それは”相手のことを
今まで以上によく知ろうとする”ということです。
冒頭でも話しましたが、私は会話をする時、
よく相手を観察するようにしています。
それはその人のことをもっと知りたいと思う興味関心からです。
この”些細なこと”を知ろうとすることも実は同じで、
相手への興味関心が非常に高まり、円滑なコミュニケーションだけでなく、
その人をよく知ることで今後のビジネスの展開や
プライベートでの付き合い方など至るところまで発展していきます。
ただ、これをやろうとしていちばん大変なのは
些細なことの記憶です。
お客様や取引先の方々、社内の人などすべての方の
”些細なこと”を覚えるのは簡単ではないと思います。
ですのでメモの活用は必須になると思います。
大筋の会話のメモとは別に
”些細なことノート”みたいな形で作成するのもおすすめです。
ビジネスを発展させていく上で、
誰かの手助けや繋がりは非常に大切になっていきます。
そういった部分を構築するための
コミュニケーション手法の一つとして覚えていただけたら幸いです。
その先からは戦略的な部分が必要になってくるかと思います。
当社は様々な支援を行っております。
マーケティングやセールスといった部分の
仕組みの構築やマニュアル化など
些細なことでも構いませんのご相談ください。
御社が抱える悩みに対し寄り添い、
最適な提案をさせていただきます。
エグゼサポート 廣木