たまにいないですか?
「忙しいのが好きな人」
何を隠そう、僕自身がバリバリその人そのものでした。
サラリーマン時代から、起業したての時はまさにそう。
手帳に予定がいっぱい入っていると安心するんです。
たくさん用事がある自分はデキる自分だとちょっと痛い勘違いもしていました。
その時の発想は
「忙しいのだから効率的でなければいけない」
と思い込んで、他人の緊急な要求に一生懸命応えながら、それを効率良くこなすことに自己満足をしてたんです。
今だからよくわかります。
「~ねばならない」
経営者さんにヒアリングをしていると、一生懸命なのに、時間の使い方や仕事や人間関係において、あえてストレスを抱え込むような行動をしている方がいます。
これはたぶん好きでやっているわけではないと思いますが、型にハマって、「~ねばならない」という考えがこびりついてしまっている。
すごくわかる。
すごくわかるんです。
でも、そんな状態のまま歳を取っていくと、同じように歳をとっても自分でコントロールしている人とは、時間の使い方で雲泥の差ができてしまいます。
自分がそうなのか?
相手がそうなのか?
その判断もできないと、一生懸命頑張っていても辿り着いて振り返ると
「別にこんなところにくるつもりがなかったのに」
と後悔するかもしれません。
そんな事にならないように、常に、自分の行動を鳥の目、第三者の目、客観的な目で見れるようにしておくことが大事だと思っています。
どうでもいいことをうまくやっても重要にはならない
僕は最近、あまり「時間管理」「スケジュール管理」をしなくなりました。
もちろん、予定はGoogleカレンダーに入れるのですが、以前のような細切れの予定を、一日のスケジュールに詰め込み時間管理することがなくなったのです。
それはなぜかという理由は明確です。
管理しなくても良い仕事、タスクをすべて手放し、僕の「エグゼタイム」だけに集中しているので別に、そこまで厳密に管理するものがなくなった。
というわけですね。
「多忙」とは、【分散した思考】と【分散した行動】の結果です。
どうでもいいことをうまくやっても、それが重要になるわけではないのです
大事なことだけに集中できるように、コントロールを自分に取り戻す。
もちろん、これに良い悪いはありません。
自分の状況に対して正解か不正解があるだけです。
どうコントロールしたいのか?
あなたはどうコントロールしたいでしょうか?
今あなたが忙しいならばそれは「意図している多忙」か「意図していない多忙」なのか?
一度止まって、「現状確認」をして考えてみてください。