僕のフォーカスは常に、除外。
やらないことを決めることから始まります。
僕は
- やりたいことリスト
- 欲しいものリスト
- やらないことリスト
を書き出していますが、一番多いのは「やらないことリスト」であり、いちばん大事なのも「やらないことリスト」だと考えています。
ここには行為行動や、あり方、考え方など厳選されたw、やりたくないことが書かれています。
その一部をご紹介しながら、やらないことを決めることのメリットもお伝えしたいと思います。
大事なのは「あり方」としてやらないこと
僕の「やらないことリスト」には、例えば
- 自分の手段のために奪う人、人を利用しようとする人とは付き合わない
- 状況によりコロコロ態度が変わる人とは付き合わない
- 値引き要求ばかりの客とは付き合わない
という「付き合わない相手」の定義や
- どんな状況からも決して逃げない(すべては自分の責任)
- 眼の前の出来事に一喜一憂しない
- 一時的な感情で意思決定しない
という「マインドセットでのやらないこと」や
- 目的につながらないセミナーや勉強会へは参加しない
- クライアント先への出張は自分で意図する以外は行かない
- 全面的に表に出ない
という「行動の制限」など書いています。
その中でも特に大事にしているのは「自分のあり方」としてやらないことです。
行動や選択は、自分のあり方が元になりますので、自分を律して、ありたい姿のためにやらないことを決めています。
やらないことを決めるメリット
やらないことを決めると、たくさんの良いことがあります。
- 無駄な情報が入ってこない
- 無駄な時間を使わなくて済む
- 無駄なエネルギーを消費しなくて済む
などなどですが、これらはすべて
自分のエグゼタイムに集中する時間が増える
(※エグゼタイム=経営者の最も得意で利益を生む仕事をする時間)
という経営者にとって最大のメリットに集約されます。
仕事としても同じようにやらないことを除外し、除外し、除外した先に残ったものがエグゼタイムであり、自分が最も価値を提供できるところの発見にもつながります。
主導権を取り戻そう
日々忙しくてバタバタしている人は、自分自身の優先順位がわからない状態になっているのではないでしょうか。
でも優先順位を決めようとすると、逆にやることが多くなり溢れて時間が足りなくなります。
手段は逆です。
自分でやらないことを決め、やらないことを除外し本当に必要なことを残して、そこに集中するようにしてみましょう。
エネルギーの高まりを感じると思います。
その高まったエネルギーをあなたのビジネスの未来のために投資してみてください。
そして時間が流れて、あなたがその未来に辿り着いた時に常に過去のあなたが助け続けてくれていることに気づくと思います。
さあ、今すぐ「やらないことリスト」を作ってみてください。