先日、とある経営コミュニティからのご依頼で
「自分にとって価値ある目標の発見と
達成サイクル」
という超マニアックなネタで(笑)講師を務めてきました。
なぜ多くの経営者が自分にとって価値ある目標が設定できないのか?
ビジョンや目標を見つけるために成功哲学本や手帳術、仕事術に取り組んでいるけれどもなぜビジョンや目標を見つけられないのか?
日本人だからこその根本的な理由とそしてそこから脱却するロジックについてがっつりお話させていただきました。
外部の刺激で得た情報
経営者ですから自分のビジネスをしています。
とても価値あるものだと信じてやっていると思いますが
でもそれは意外に外部の刺激によって得た
●●すべき
●●しなければならない
●●を目指したい
というような一種の「思い込み(思い込まされ)」によってビジネスをしてしまっているという可能性も無きにしもあらずです。
どういうことかというと
それは別に
「自分にとって価値あるもの」
ではなく、それがいいって思わされているからやっていること。
今までそうやって来た経験があるからその延長線上でやっていること。
という可能性が無きにしもあらずということです。
お勤め人は、経営者の価値観に沿ってますのでほぼそういう人が多いかもしれませんが
自分のビジネスをしているはずの経営者本人でさえも同じ可能性があります。
その目標は本当にあなたの目標か?
例えば、
Q. あなたの目標は?
という問いに
「数億円稼いで、自由な時間でゆっくり家族と過ごしたい」
という状態を言う人がいます。
また
「世界一周しながら悠々自適に過ごす」
「プール付き、庭付きの別荘を買う」
「フランチャイズ展開で全国に店舗を創る」
など、なんでもいいのですがそういう目標を言う人がいます。
ただの一例で出したのでこれが目標として良い悪いは一切関係ないのですが
Q. それは外から借りてきた目標では?
という問いを自分に問いてみるといいでしょう。
でも、思い込みは思い込むから思い込みなのでその問いに、「いや、違います」という回答はすぐには出てこないと思います。
もちろん、それが
「自分にとって価値ある目標」
かもしれません。
どのように人生を生きるか?
仕組み経営の考え方として
ビジネスとは、経営者の人生の目的に貢献するもの
と言っています。
ですので、経営者の人生の目的が土台なのですが
その土台が外から借りてきたものだとしたらビジネスの自分にとっての存在価値もグラついてきます。
お金も大事ですがお金よりも時間が大事です。
でもその時間も
自分にとって価値のあることに使っているから価値を生むのです。
ですので、一番価値を生むことは
まずは、自分にとって価値のあることは何か?
それを知り、そうでないものから自分の時間を守ることでしょう。
あなたの目標はあなたにとって価値あることでしょうか?