2023/05/27

大阪のエスカレーターで基準を考える

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こんにちは。ひとり社長研究所の安達です。

 

先日出張で大阪に行ってきました。

もともと関西出身で、若いころ仕事で大阪に住んでいたので土地勘もあるし、

何より大好きな街なので、とても楽しみにしていました。

 

伊丹空港で九州から来る同僚と待ち合わせて、2人でバスで天王寺に向かったのですが、

着いてびっくり。大都会になっていました。

 

バスを降りてとりあえずホテルに向かったのですが、

2泊3日のため二人ともキャリーバッグをゴロゴロ引きずっています。

道路を渡るには高架に上がる必要があったので、

二人でウロウロしてやっとエスカレーターを見つけました。

 

エスカレーターに乗ろうとして、前の人が右側に立っているのを見て、

「ああ~大阪に帰ってきた~~~」と実感しました。

 

今住んでいる東京を含め私の知る限り、全国的にエスカレーターに乗るときは左側に立ちますよね。

右側は急いでいる人が歩くためにあけておく、という暗黙のルールみたいなものがあると思います

(本当は歩くと危ないですが)。

 

ところが、大阪は逆なんです。立つ人は右側、歩く人は左側です。

 

これはなぜなのか。若いころに気になって周りに聞いて回ったのですが、

結論として「日本は左側通行」ということが原因ということが分かりました。

 

どういう意味かというと・・・日本の車道は左側通行ですよね。

なので基本的に人の流れも左側通行になっていると思います。

 

つまり、エスカレーターも基本は立って乗るものなので左側に立ち、

急いでいる人は例外的に右側を歩く、というわけです。

 

ではなぜ大阪は逆なのかというと・・・

せっかちな大阪人にとって「エスカレーターは歩くもん」なので、

立つ人は例外的なので右側にいるのです(知らんけど笑)。

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基準が似た人もいれば、違う人もいる

正直、この話の真偽のほどはわかりません。

が、みんなそれぞれ基準があり、その基準に沿ってルールができていくんだな、と感じました。

 

自分の基準が当たり前だとみんな思っているので見落とされがちですが、

基準が似た人もいれば、違う人もいる。

それぞれ、その人の考え方の基準があるので、

同じような出来事にも対処する方法が変わってくるわけです。

 

ですので、仕事でも基準を定めておくことは非常に重要だと思います。

例えば、ある業務に対して手順を明確化し、マニュアルにする際には、

想定されるイレギュラーすべてを網羅することは難しいです。

ただ、実際にミスが起こるのはこのイレギュラーが原因となることが多いのが実情です。

 

業務をおこなう際に必要な基準を定めておき、

判断が必要な際にはその基準に沿えばいいので、

イレギュラーやミスが起こった場合にも会社として正しい判断ができる、

というわけです。

 

弊社も、業務にあたる全員が弊社ならではの基準を持って

業務を遂行できるように日々努力し、

いろいろな会社さんをご支援し続けたいと思います。

 

ひとり社長研究所
安達

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