もしあなたが
「自分が心から決めたゴールは、途中がどんなことが起きても最後には必ず実現する」
という設定を採用しているとしましょう。
「決めたことは必ず実現するか」ということが本当かどうか?ではないですし、信じるか信じないか?でもないです。
あなたが、その設定を採用するかどうか?です。
採用した設定がすべて真実になります。
決めたことは実現しないという設定を採用すれば、決めたことは実現しません。
決めたことがたまに実現するという設定を採用すれば、たまに実現します。
決めたことはすべて実現するを採用したら、全部実現します。
こんなクソみたいな人生、自分で選んだわけでないし選べるわけがない
と思えば、その通り、選んだわけでもなく選べない人生が実現します。
ということを信じるか、信じないかではなく、採用するか、しないかです。
人生イージーモード
で、もしも、あなたが「決めたことは必ず実現する」という設定を採用するとたら、の話。
そのたった1つの設定を採用することで、人生はイージーモードになります。
なぜならば、「決めたことが実現する」のですから、その途中であなたの身に起きる出来事は、あなたの好み、あなたが面白いと思う人生ラインで選択すればいいだけだからです。
途中に実現不可能そうな課題や、回避不可能そうな困難や敵、情熱的な大恋愛がある一方で、凪のような穏やかな日々、幸せに満ちた生活、、、そしてまた急に起こる死に直面する問題、、、
でも最後には「自分が心から決めたゴール」が達成される。
というような「波乱万丈な映画」って面白いなと思えるならば、途中で起きるアレコレは人生ストーリーの魅力を高める面白いものと思えますよね。
最後が望み通りだったら、途中がどうであろうが、映画のようにスクリーンに写っている主人公である自分の人生を客観的に見ることができると思います。
ビビりのホメちゃん
何か目標を立てて「飛躍しよう」と思っているときほど、なかなかうまくいかないどころか、引き戻されることが頻発しないでしょうか?
起業しようとした人が、今の仕事が忙しくなったり、昇進したり、起業した知人が廃業したりと、いろんな角度から「本気を試される」ような出来事が起きます。
これはホメオスタシス(恒常性維持機能)という「今の状態を維持しようとする力」が動くからというのがよく言われている話なのですが、大きく成長する、大きく成功する前は、ほぼ間違いなく、一度沈む状態が来ます。
それが、ホメオスタシスの力だと思います。
でもホメオスタシスは、今の状態から変わることが危険なことである。という意思のもと、あなたを守ってくれるものですので、敵ではないのです。
ただ臆病なだけ。
ですから愛着を持って、「ホメちゃん」と呼んであげてください。
あなたの映画に登場する、見えないキャラクラーです。
そのホメちゃんに寄り添ってあげて、変化は大丈夫だよ、安心だよ、怖くはないよ、と教えてあげる方法は1つです。
人生シナリオの途中で何があっても、決めたゴールに向かって淡々とただやり続けること。
採用するパラダイム、脚本は
・決めたゴールは必ず達成される
・途中にホメちゃんがビビって、必ず引き戻しが起きる
・大きな成長、成功の前には、ほぼ間違いなく一度沈む
・でも、ゴールは達成されるんだから、途中がどうであっても大丈夫
・むしろ浮き沈みが多いほうが、面白い映画ができる?
です。
ですから、もしあなたが新しいことをやろうとしている途中で
・まったく成果がでない
・お金がなくなっていく
・そのことに時間が使えない
・間違っているんじゃないか?
・邪魔が入るんですけど〜
と、ビビりのホメちゃんがいろいろと腰を引くようなことをしてきても
そっと心の中で
「ホメちゃん、大丈夫だよ」
と言って、成果が出ない中、お金がなくなっていく中、時間が使えない中、間違っているのではという不安の中、道を反らす邪魔が入る中で、淡々とただやり続けてください。
どういうストーリー展開がお好みですか?
そうすると、
「ほら、やっぱり、決めたゴールが達成されたじゃん」
という自分に対する信頼と自信が得られます。
という、設定を採用してみてはどうでしょうか?(笑)
人生が映画のようならば、
目標決めた→達成した
という単純なストーリーよりも
目標決めた→困難な状況になった→うまくいきそう→でもやっぱりだめ→いろいろあったけど達成した
というほうが、たぶん面白いですよね^^