2023/08/08

利他は受け取る時に発動する

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勝亦です。

 

思いがけず利他

 中島岳志 (著) ミシマ社

 

という本の中に

 

「利他が発動するのは

 与える時ではなく

 受け取る時である」

 

という表現があります。

 

僕は、人のために何かをしてあげる、

その行為そのものが

利他だと思っていましたが

 

相手がそれを受け取って「利」を

感じた時に始めて「利他」となる

ということは、確かに

その通りだなと思いました。

 

自分が相手にしたことを

相手が感謝しなかったり

むしろ、無視したり

嫌な顔をされた時に

 

「せっかくやってあげてるのに

 なんだよ・・・」

 

と思ったことってないですか?

 

でも、それは

相手の「利」を考えていない

勝手なこちらの思い込み、

余計なお世話だったのかも

しれません。

 

そんなことを考えながら

過去、たくさん開発してきた

商品、サービスのことを

振り返っていました。

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売れないサービスと売れるサービス

 

色々と自分なりに考え

作ってきた商品、サービスは

売れなかったものが多く

失敗作が山積みです。

 

考えてみれば

それらはリサーチすらせずに

自分の勝手な思い込みで

作って売っていたものだと思います。

 

一方で売れるサービスは

 

「まるで自分のために

 作ってもらったかのようです」

 

と言っていただくことがあるので

確実に「利」を提供できた

喜びがあります。

 

最近は、アンケートを取ったり

スモールテストで反応を見たりして

顧客の「利」を

顧客視点、顧客体験の

フィードバックから

考えるようにしていますが

 

それでも自分が良かれと思ったモノ、

メッセージが反応が悪いことに

唖然とすることがあります。

 

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ビジョンへ導くために

 

それでも

僕が持つ

 

『経営者がエグゼタイム(※)だけに集中して

 働く時間に依存せず、売上を上げ続ける

 セミ・オーナー型ビジネス世界の創造』

 

※エグゼタイム=経営者の最も得意で利益を生む仕事をする時間

 

というビジョン、世界観は変わりませんので

 

本当にお客様が「利」を感じて

まるで自分のためのようだと

思っていただけるように

 

しっかりと会話して、聴いて

フィードバックをもらいながら

本当に必要なサービスを

提供し続けていこうと思います。

 

これから僕たちが

ご提供するサービスを

体験した時には

お声をいただけると嬉しいです。

 

勝亦

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