勝亦です。
こんにちは。
ひとり型や、小さな組織型では
経営者はいつまでも
プレイヤー(従業員)と
マネージャー(社長or管理者)と
オーナー(株主or社長)が混ざった
「プレイングマネジメントオーナー」
として働いていると思います。
もちろん、プレイングマネジメントオーナーとして
働くのは良いと思いますが
意識すべきなのは、その比率です。
0→1の立ち上げフェーズでは
プレイヤー8
マネージャー1
オーナー1
立ち上げて軌道に乗ってから安定させるまでは
プレイヤー5
マネージャー3
オーナー2
安定後、拡大フェーズに入ったら
プレイヤー3
マネージャー3
オーナー4
ビジネスを自走させるフェーズでは
プレイヤー1
マネージャー1
オーナー8
と、上記の比率は例えばのイメージですが
今、自社がどのフェーズにいるかで
「意図して」自分の役割を設定していく
必要があります。
エネルギーを注ぐ方向性
なぜ意図してやるのか?というと
プレイヤーとマネージャーとオーナーでは
エネルギーを注ぐ方向性がまったく違うので
意図していないと、ただ分散するだけで
思うほど結果が出ないからです。
それぞれエネルギーを注ぐ方向性は
プレイヤーは「今」のこと
マネージャーは「過去」のこと
オーナーは「未来」のこと
という違いがあります。
プレイヤーは、決められた目の前の業務をこなします。
マネージャーは、過去積み上げてきた
ヒト・モノ・カネというリソースを使って
どう仕組み化するか?をマネジメントします。
オーナーは未来のビジネス、未来の価値を
生むために、構想し、トライ&エラーを積み重ねます。
これは、ひとり社長でも、組織型社長でも同じです。
プレイヤー、マネージャー、オーナーの
さらに上のポジションにいる
「統括した自分の視点」で
今、自分にどの役割を与え、
どの方向性にエネルギーを注がせるのか?
を客観的に意図して行うことで
今、バランスを取って経営するか?
あえてバランスを崩して、どこかに特化するか?
とにかく今は、目の前の仕事を粛々とこなすか?
というように
「自分でコントロールしたビジネス」
ができるようになると思います。
ビジネスはコントロールできない要因だらけですが
そのような中で、「自分の意図」をしっかりと
コントロールして経営をしていきましょう。
勝亦