2023/12/05

あなたはプレイングマネジメントオーナー?

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勝亦です。
こんにちは。

ひとり型や、小さな組織型では
経営者はいつまでも
プレイヤー(従業員)と
マネージャー(社長or管理者)と
オーナー(株主or社長)が混ざった

「プレイングマネジメントオーナー」

として働いていると思います。

もちろん、プレイングマネジメントオーナーとして
働くのは良いと思いますが
意識すべきなのは、その比率です。

0→1の立ち上げフェーズでは
プレイヤー8
マネージャー1
オーナー1

立ち上げて軌道に乗ってから安定させるまでは
プレイヤー5
マネージャー3
オーナー2

安定後、拡大フェーズに入ったら
プレイヤー3
マネージャー3
オーナー4

ビジネスを自走させるフェーズでは
プレイヤー1
マネージャー1
オーナー8

と、上記の比率は例えばのイメージですが
今、自社がどのフェーズにいるかで
「意図して」自分の役割を設定していく
必要があります。

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エネルギーを注ぐ方向性

なぜ意図してやるのか?というと
プレイヤーとマネージャーとオーナーでは
エネルギーを注ぐ方向性がまったく違うので
意図していないと、ただ分散するだけで
思うほど結果が出ないからです。

それぞれエネルギーを注ぐ方向性は

プレイヤーは「今」のこと
マネージャーは「過去」のこと
オーナーは「未来」のこと

という違いがあります。

プレイヤーは、決められた目の前の業務をこなします。

マネージャーは、過去積み上げてきた
ヒト・モノ・カネというリソースを使って
どう仕組み化するか?をマネジメントします。

オーナーは未来のビジネス、未来の価値を
生むために、構想し、トライ&エラーを積み重ねます。
これは、ひとり社長でも、組織型社長でも同じです。

プレイヤー、マネージャー、オーナーの
さらに上のポジションにいる
「統括した自分の視点」で
今、自分にどの役割を与え、
どの方向性にエネルギーを注がせるのか?
を客観的に意図して行うことで

今、バランスを取って経営するか?
あえてバランスを崩して、どこかに特化するか?
とにかく今は、目の前の仕事を粛々とこなすか?

というように
「自分でコントロールしたビジネス」
ができるようになると思います。

ビジネスはコントロールできない要因だらけですが
そのような中で、「自分の意図」をしっかりと
コントロールして経営をしていきましょう。

勝亦

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