勝亦です。
こんにちは。
目の前の仕事をこなすことで
精一杯になってはいませんか?
「もっと売上を上げなければ」
「結果を出さなければ」
と、日々の業務に追われながらも、
どこか息苦しさを感じている方も
いらっしゃるかもしれません。
目標だけの行動に、夢は宿りません。
数字を追うだけの仕事は、どこか空しい
これは、以前の僕自身にも
よく見られた状態でした。
数字だけを追いかける働き方は、
一見すると、正しく見えます。
売上、粗利、成約率、リピート率。
目標が明確だと行動も整理しやすく、
「やっている感」も出てきます。
けれども、ふとした瞬間に
「自分は何のためにやっているのか?」と
分からなくなってしまうことがあります。
成果が出ていても、満たされない理由
あるクライアントと
業務の仕組みを整えたときにも、
同じことが起こりました。
作業のマニュアル化と数値目標の導入で、
一見、業務は順調に見えました。
ところが、しばらくして
お客様からのクレームが増え始めました。
「対応が雑に感じる」
「依頼した内容が忘れられていた」
確認してみると、目標自体は達成されていました。
しかし、お客様の立場や気持ちに
誰一人、意識を向けていなかったのです。
目的があるからこそ、行動に意味が宿る
これは、ディズニーランドと
駅の清掃現場の話に重なります。
ディズニーのキャストは、
何をしているのですか?と問われると
「夢のかけらを集めています」
と答えるそうです。
目指す理念が
「Give Happiness(幸せを提供すること)」
ですから、そこから連動した想いです。
一方、駅の清掃スタッフは、
「4時間で3ヶ所を仕上げる」という
ノルマだけを与えられています。
そのため、お客様が入ってくると、
「邪魔だ」と感じてしまう。
行動が同じでも、
背景にある目的が違えば、
相手に伝わる印象も全く異なるのです。
ビジネスにおいても、同様です。
目標を追う前に、
「何を届けたいのか」を明確にすること。
理念から逆算した行動が、結果をつくる
目標は大切ですが、
目的のない目標は、
ただのノルマに過ぎません。
大切なのは、
理念やビジョンから逆算して、
行動を設計することです。
その上で実行していけば、
結果にも自然とつながっていきます。
今一度、ご自身に問いかけてみてください。
・なぜ、この仕事をしているのか
・誰に、どんな変化を届けたいのか
その問いに明確な答えが出ていれば、
行動に意味が生まれ、
目標の先にある未来が描けるようになります。
夢を語れる仕事には、誇りがあります。
あなたは
「誰に何を提供するために」
「誰をどんな状態にするために」
ビジネスをしていますか?
言語化した上でそこから逆算して、
目標を設定してみてください。
勝亦