2025/04/22

ディズニーと駅の掃除の違い

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勝亦です。
こんにちは。

目の前の仕事をこなすことで
精一杯になってはいませんか?

「もっと売上を上げなければ」
「結果を出さなければ」

と、日々の業務に追われながらも、
どこか息苦しさを感じている方も
いらっしゃるかもしれません。

目標だけの行動に、夢は宿りません。

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数字を追うだけの仕事は、どこか空しい

これは、以前の僕自身にも
よく見られた状態でした。

数字だけを追いかける働き方は、
一見すると、正しく見えます。

売上、粗利、成約率、リピート率。

目標が明確だと行動も整理しやすく、
「やっている感」も出てきます。

けれども、ふとした瞬間に
「自分は何のためにやっているのか?」と
分からなくなってしまうことがあります。

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成果が出ていても、満たされない理由

あるクライアントと
業務の仕組みを整えたときにも、
同じことが起こりました。

作業のマニュアル化と数値目標の導入で、
一見、業務は順調に見えました。

ところが、しばらくして
お客様からのクレームが増え始めました。

「対応が雑に感じる」
「依頼した内容が忘れられていた」

確認してみると、目標自体は達成されていました。

しかし、お客様の立場や気持ちに
誰一人、意識を向けていなかったのです。

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目的があるからこそ、行動に意味が宿る

これは、ディズニーランドと
駅の清掃現場の話に重なります。

ディズニーのキャストは、
何をしているのですか?と問われると

「夢のかけらを集めています」

と答えるそうです。

目指す理念が
「Give Happiness(幸せを提供すること)」
ですから、そこから連動した想いです。

一方、駅の清掃スタッフは、
「4時間で3ヶ所を仕上げる」という
ノルマだけを与えられています。

そのため、お客様が入ってくると、
「邪魔だ」と感じてしまう。

行動が同じでも、
背景にある目的が違えば、
相手に伝わる印象も全く異なるのです。

ビジネスにおいても、同様です。

目標を追う前に、
「何を届けたいのか」を明確にすること。

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理念から逆算した行動が、結果をつくる

目標は大切ですが、
目的のない目標は、
ただのノルマに過ぎません。

大切なのは、
理念やビジョンから逆算して、
行動を設計することです。

その上で実行していけば、
結果にも自然とつながっていきます。

今一度、ご自身に問いかけてみてください。

・なぜ、この仕事をしているのか
・誰に、どんな変化を届けたいのか

その問いに明確な答えが出ていれば、
行動に意味が生まれ、
目標の先にある未来が描けるようになります。

夢を語れる仕事には、誇りがあります。

あなたは
「誰に何を提供するために」
「誰をどんな状態にするために」
ビジネスをしていますか?

言語化した上でそこから逆算して、
目標を設定してみてください。

勝亦

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