2020/08/11

「仕事」は誰でもできる。経営者は「経営」をしろ

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「仕事」は誰でもできる。経営者は「経営」をしろ

先日、「フリーランスの売上アップの仕方」というテーマで、1時間強のインタビューを受けました。

主に、「仕組み化」の考え方についてお話をさせていただきましたが、

  • 仕組み化すれば儲かるのではない
  • 強み」に仕組みでレバレッジをかければ儲かるのだ

ということをいくつかの例を交えてお話をさせていただきました。

世の中、仕組み化=マニュアル化と思っているフシがあるので

そうじゃないんですよ。儲からない業務をいくらマニュアル化しても効率的な儲からない業務のマニュアルができるだけなんです

ということもお話させていただきました。

 

マインドセットは行動に現れる

そんな話をしながらも、一番強調したのは、稼ぎ続けられないフリーランスと稼ぎ続けられるフリーランスのマインドセットと行動の違いです。

稼ぎ続けられないフリーランスは雇われ人マインドを持ち、稼ぎ続けられるフリーランスは経営者マインドを持っていると考えています。

その違いはどう行動に現れるかというと、稼ぎ続けられないフリーランスは「与えられた仕事を自分で全部やろう」という行動に出ます。

これは「自分の労働量と労働時間に価値がある」と考えているからです。

一方の稼ぎ続けられるフリーランスは「自分の価値を最大にするために仕組み化する」という行動に出ます。

これは、「自分の出す結果に価値がある」と考えているからです。
働き方の違いをシンプルに表すと稼ぎ続けられないフリーランスは「手作業」稼ぎ続けられるフリーランスは「脳作業」と言えるでしょう。

 

「仕事」は誰でもできる。経営者は「経営」をしろ

職人から経営者に

ちなみに、フリーランスの定義が曖昧なので、僕のお話の中では、開業届を出していても出していなくても法人であろうが、個人事業主であろうが関係なく1人ビジネスはフリーランスと扱いました。

フリーランスは、自分のスキルやノウハウを武器にして働いていると思います。

起業のきっかけは自分のスキル・ノウハウでしょう。

  • プログラミングが得意だからプログラマーになる
  • トレーニングスキルがあるから、パーソナルトレーナーになる
  • 条件の良い仕入れができるからネットショップを開く
  • 問題解決ができるからコンサルティングをする
  • 施術ができるから整体師になる

きっかけは当然、「自分が信じる価値あるもの=あなたの強み」を提供するためだと思います。

しかし、起業してから何年もその「強み」を磨き
ずっと自分が提供し続ける職人型スタイル

を変わらずに継続していくと、未来に時間を使い続けている経営者と比べると少しづつ差が開き、気づくと挽回できないほどの大きな差になっています。

もしあなたが、もっとこれから自分のビジネスの価値を高めていきたいと、考えているならば、職人から経営者へ視点を変えていく必要があると思います。

目の前の事に時間を使い続ける「仕事」は誰でもできます。

経営者は、未来に時間を使い、未来の価値を生み出す「経営」をしましょう。

経営」とは、目の前の仕事ではない

  • ビジョンを創る
  • 組織を創る(たとえ1人ビジネスであっても)
  • 仕組みを創る
  • 戦略を創る

ということです。

経営」にあなたの時間を投資していきましょう。

 

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