2024/01/30

スモール企業がワールドクラスカンパニーを目指す?

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勝亦です。
こんにちは。

あなたは
「ワールドクラスカンパニー」
と聞くと何をイメージするでしょうか?

それはマクドナルドやスタバ、アップルなどの
全世界に展開されている知名度の高い大企業で
従業員も何千、何万もいる会社

こんなイメージでしょうか。

ワールドクラスカンパニーを
どう定義するか?の話になりますが
僕は、必ずしも規模が大きい会社のこととは
考えていません。

ワールドクラスカンパニーとは

「経営のあらゆる側面が
卓越した世界レベルの仕組みで
運営されている会社」

のことを指しています。

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ワールドクラスカンパニーになるために必要な3つのこと

ワールドクラスカンパニーを創るために
必要なことは3つあると考えています。

1つ目が起業家精神(アントレプレナーシップ)です。

僕たちの生活は、
起業家が創ってきたものです。

日本には、数え切れないほどの
起業家のストーリーがあります。

過去のストーリーを
語り継いでいくことはもちろん、
次なる起業家として、
新しいストーリーを創っていくことが、
この時代に生きる僕たちの
役割ではないでしょうか。

 

2つ目に、同じく日本人が大切にしている
匠の技(クラフツマンシップ)

つまり、自己成長を続け、
商品やサービスの細部への卓越性を
追求することです。

日本には優れた技能や技術、
サービスを持った会社や
仕事人がたくさんいます。

クラフツマンシップによって
生まれた商品やサービスは
世界中どこでも求められるものになります。

アントレプレナーシップと
クラフツマンシップの
2つだけでも良い会社はできます。

ただ、せっかく良い商品や
サービスを持っていても、
それだけでは、自社が持つ価値を
より多くの人に伝えていくことはできません。

より多くの人に伝えていくために必要なのが
3つ目の
仕組み化(システマイゼーション)
です。

そして、この仕組み化(システマイゼーション)こそ
多くの企業が苦手とする部分だと思います。

僕が仕組み化の重要性を
お伝えしている理由は、
経営者が戦略的な仕事に取り組むため、
事業承継に備えるため、
生産性を上げるため、
などの理由ももちろんあります。

しかしそれ以上にお伝えしたい理由は、
日本のスモール成長企業が
仕組み化を推進することによって、
日本人が持つ匠の技(商品やサービス)を
より広く世の中に広げていくことが
できるからなのです。

世の中を良くしていきたいという「想い」、
そして顧客の問題を解決するこだわりの
「商品やサービス」、さらにそれを
広く広めるための経営の「仕組み」。

これら3つが相まることで、
世の中に役立つ素晴らしい会社が
実現します。

 

その結果、ワールドクラスカンパニーが

誕生すると思いますが

1人の会社か、1万人の会社かという
規模は関係ありません。

経営者が
「世界に通用する方法で取り組む決意」
を持っているか?が重要です。

 

もしあなたが、規模は関係なく
(たとえ1人経営だとしても)

経営のあらゆる側面が
卓越した世界レベルの仕組みで
運営されているワールドクラスカンパニーを
目指そうと思われるのならば

1.起業家精神(アントレプレナーシップ)
2.匠の技(クラフツマンシップ)
3.仕組み化(システマイゼーション)

の3つを意識して
素晴らしい会社を創っていってください。

 

勝亦

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