これはスモールビジネス経営の社長向けの話ですが、行動スピードを劇的にアップさせる方法についてです。
社長の役割としては3つあり、それは
- (法人ならば)株主
- 社長
- 従業員
の3つの役割、3つの人格があります。
今回は株主は置いておきますが、もしあなたがスモールビジネスの社長だとしたら、経営だけに集中できずに、結構な作業もこなしている状況ではないでしょうか?
そんな状況で普段、社長と従業員の人格を切り替えて、仕事をしているという方は、それほど多くはないと思いますが、あなたはどうでしょうか?
この2つの人格をうまく切り替えることで、行動スピードが劇的にアップしますよ、というお話です。
仕事の優先順位をつけるのは誰か?
普段仕事をしていると
- この仕事はいつやろうかな
- どういう順番でやろうか
- 〆切までにどうスケジュールしよう
などの「優先順位付け」が、いつも頭にチラついていると思います。
そして
- これはどうやろうかな?
- 何が必要なのかな?
- 誰に聞けばいいのかな?
というように具体的な行動の仕方も、いつも悩みながら仕事をしているかもしれません。
つまり、いつも優先順位と行動の仕方などを、頭を使いながら考えながら、作業をしている。
ましてや新しい仕事や突発的なタスクが来ると、これはいつ、どう対応しよう?などと、その都度考えてしまう。。。
そうなると、タスクとタスクの間の、行動していない時間が長くなり、結果的に1日でこなせる業務量が、減ってしまうということになります。
本来は、そういう優先順位づけなどの
考えることの役割は、社長がやるべき
正確に言うと「社長の人格としてのあなたがやる」ということですね。
これは逆に言うと、作業をしている時の
従業員の人格としてのあなたはやらない
ということを意味します。
ロボットのように働け
このように「役割ごとに人格を切り替える」ということを理解すると従業員の人格としての自分は考えない・判断しない。
社長の人格としての自分が、頑張って決めてくれたことを、信じて自分はそのままロボットのように、働くという役割分担ができるようになります。
例えば、前日の夜や、朝に社長の人格の自分が頭を使って、タスクの優先順位をつける、そして決まったことに関して日中は、従業員の人格の自分が、いちいち考えずにロボットのように
怒涛の如く作業をする、とにかく決めたことを終わらせることにコミットする。
もし、突発的なタスクや、新しい仕事が出てきたら、経営者の人格の自分に検討してもらうためにメモをしておく。
でも、従業員の自分が、働く時間では考えない。
こんな人格の切り替えを、するだけで、驚くほど行動スピードが上がると思います。
あっという間に結構な量の仕事をこなせるようになりますよ。
ぜひ、一度試してみてください。