2019/07/22

外注化とは「自分がやらないこと」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
外注化=自分がやらない

前回までで2つの疑問が出たと思います。

今日は、その疑問について考えていきましょう。

疑問は以下の2つ

Q. やらないことを決める具体的な方法は?
Q. やるべきでないことを手放す具体的な方法は?

でした。

もったいぶらずに早速お話しますと

実は、このそれぞれの方法が今回のエグゼタイム仕組み経営の究極の3ステップで説明している

ステップ1とステップ2に該当します。

■ステップ1
 業務の棚卸しとエグゼタイムの発見

■ステップ2
 エグゼタイムの価値を最大化する
 時間を生み出す外注化/お金を生み出す外注化
ステップ1では CIAS というメソッドを使って業務を分類して、手放すものを見つけ

エグゼタイム(=最も得意で利益を生む仕事をする時間)

を見つけます。

これは一見するととてもシンプルなツールに見えると思いますが、社長の心理面からも深く深くアプローチした使えば使うほど威力を発揮する強力なツールとなっています。

この分類から「何をやらないべきか?」が判断できますので、

自ずと「あなたのエグゼタイムの候補」が導き出されます。

外注化=自分がやらないこと

そして、ステップ2では、ステップ1で見つかったエグゼタイムに集中するために、それ以外を外注化する方法になります。

ちなみに、僕が言う「外注化」というのは、必ずしも外部のSOHOさんに依頼するという意味だけではありません。

外注化=自分がやらないこと

ということを意味します。

ですので、対応するのが社員でもいいし、親族でも構いません。

とにかく「自分がやらないこと」を意味します。

2種類の外注化

2種類の外注化

そして、外注化する時に意識するのが

・時間を生み出す外注化
・お金を生み出す外注化

という2種類の外注化であり、そのバランスです。

このバランスを意識して、自分がなるべくやらないでいいことはやらないようにするということです。

さて、この2つのステップで、社長であるあなたの時間・エネルギーの使い方が絞られてきたら

自分に依存しない仕組み

最後のステップ3で

「自分の労務に依存しない仕組み」

を構築します。

もしかしたらステップ2の「外注化」が自分の労務に依存しない仕組みに該当すると思われたかもしれませんが、それは違います。

ただ外注化しただけでは外注化した相手のやりたいように対応されてしまうのでそれだと

「マネジメントの問題」

が付きまとってきます。

最悪、マネジメントばかりでエグゼタイムを奪う状態が継続的に続く状態になり

自分がやったほうが早い

という元の木阿弥になるのです。

あなたは「仕組み化」とはなんだと思いますか?

僕がお伝えする「仕組み化」の定義は

「自分以外の人でも、自分の想いを伝え
 同じ品質を届けられるようにすること」

です。
次回、仕組み化についてお話します。

関連記事

働く時間を減らせば減らすほど売上が上がり続ける エグゼタイム仕組み経営講座 無料でWEBセミナーを視聴する