2025/05/06

「使い勝手のいい人材」の罠

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勝亦です。
こんにちは。

「いい人材がなかなかいないんです…」

そんな相談を受けることが
よくあります。

でも、少し深掘りして聞いてみると、
どうやらその「いい人材」という言葉の意味が
ちょっと違っているんです。

「(都合が)いい人材」
「(使い勝手が)いい人材」

そんなニュアンスが
ちらっとでも混ざっていたら、
ちょっと注意が必要です。

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使い勝手の良さ=格下扱い?

「自分が教えなくてもすぐ動ける」
「ミスがなく、指示通りに動く」
「報告・連絡・相談がしっかりしてる」

たしかに理想ですよね。

でもその一方で、
「自分より能力が低いから使いやすい」
そんな感覚、無意識に持っていませんか?

もし心当たりがあるなら、
あなたの元から優秀な人材は
どんどん離れていくかもしれません。

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去っていくのは、能力の高い人から

これは外注でも同じです。

たとえば、優秀な外注パートナーがいたとします。

でも、こちらが「使い勝手」でしか見ていないと、
その人は「この人と一緒に成長はできないな」と感じて、
静かに、そして確実に離れていきます。

スキルのある人ほど、
成長やリスペクトを求めている。

ただの指示待ち要員にはならないんです。

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本当に必要なのは「関係性」

仕組み化やマニュアル化は、
外注化においてとても大事な要素です。

でもそれだけでは、
「いい関係性」は作れません。

関係性のない仕組みは、
ただの“マニュアル依存”で終わります。

大事なのは、
「相手がどうしたら気持ちよく動けるか」
「この人と一緒に仕事したい」と思ってもらえるか。

そこに、あなたの価値観や姿勢が
しっかり伝わっているかどうか、なのですね。

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共有ビジョンと期待値

まず、自分にこう問いかけてみてください。

「今、関わってくれている外注パートナーに、
__『あなたのおかげで助かってます』と
__しっかり伝えられているか?」

「単なる作業者としてではなく、
__一緒に成果を出す仲間として
__関わってもらえているか?」

一緒に走ってもらうためには、
走る方向と地図を共有することが大切です。

ビジョンを共有して
期待値をすり合わせること。

これが、能力の高い人に
一緒に働いていただく土台になります。

優秀な人ほど、あなたの姿勢を見ています。

あなたは、どんな人と働きたいですか?

そして、その人たちに
どんな風に関わって欲しいですか?

答えは、案外あなた自身の在り方に
全部詰まっているのかもしれません。

外注化の本質を見直したい方は
こちらからご相談ください
https://exesupport.com/clp/switch-sch/

勝亦

20250506-1

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