勝亦です。
こんにちは。
あなたは、普段どんなふうに
物事を考えていますか?
抽象的な思考が得意でしょうか?
それとも、具体的に考えることが多いでしょうか?
抽象的な思考というのは、
高い視点から全体像を把握して、
長期的な目標を見据えること。
一方、具体的な思考は、目の前の課題や
短期的な解決策に集中して、
細部までこだわるやり方です。
さて、ビジネスにおいてどちらの思考が
成功を導くかと聞かれると、
実は「両方を行き来できる思考」が
最も成果を出すと僕は考えています。
どういうことか、詳しくお話ししますね。
抽象と具体のバランス
抽象的な思考に偏りすぎると、
壮大なアイデアを思い描いても、
それを実行に移すことが難しくなります。
逆に、具体的な思考ばかりに固執すると、
目先の結果を追いかけすぎて、
長期的なビジョンを見失いがちです。
ビジネスで成功している経営者は、
この「抽象と具体」を行き来できるバランスを
持っています。
大きな目標を描きつつも、
日々の行動を具体化し、
短期的な成果を積み上げていくことで、
最終的には長期的な成功を収めるのです。
具体例で考える
例えば、あなたがスモールビジネスの経営者で、
オンライン講座を運営しているとします。
「どうやって売上を伸ばすか?」と考えるとき、
具体的な施策として広告やプロモーションの強化が
有効な手段となるでしょう。
でも、ここで重要なのは、
それに加えて抽象的な視点から
ビジネス全体を見直すことです。
「顧客が本当に求めている価値は何か?」
「長期的にどんなサービスが喜ばれるのか?」
こういった問いを自分に投げかけることで、
新しい商品開発や顧客との関係構築が見えてきます。
このように、具体的な行動をとりながらも、
抽象的な視点を併用することで、
ビジネスを持続的に成長させることができるんです。
どちらかに偏っていないか?
あなたの思考は、抽象と具体のどちらに偏っているでしょうか?
もし、どちらかに偏りがあるなら、もう一方の視点を
意識して取り入れてみてください。
抽象的に考えて大きなビジョンを描き、
さらに具体的な行動に移すことで、
確実に成果を手にすることができるようになります。
このバランスを取ることが、
ビジネスで成功を収めるための鍵になります。
あなたもぜひ、「抽象と具体の行き来」を意識してみてください。
その結果、ビジネスに新しい可能性と
大きな成果をもたらすことができるはずです。
勝亦